シュンラン 女雛、こんなに山で出会ったら

2019.03.22 07:25|野生ラン・3月

2017/3/29 の記事を改めて掲載しました。

 
 日本春蘭 女雛(めびな)、牧野植物園のカンラン展示室の入り口に、鉢が置かれていた。
 こんなのに、山で出会ったら、写真を撮るだけで済むだろうか、
 「お前が採らなくても、誰かに採られる」という誘惑に勝てるだろうか。
 この女雛は、相当古くからの有名な園芸品種だと見えて、ネット販売で1万円足らずで手に入る。 だから、罪の意識に苛まれて、山のある(夢のような話だが)を引き抜くことはないのだが・・・










タグ:3月

シュンランもいろいろ

2019.03.21 08:23|野生ラン・3月

2017/4/10 の記事を改めて掲載しました。

   本格的な、春になってきた。友人の案内で、シュンランを見てきた。
 カンランほどではないかも知れないが、シュンランにも、よく見ると、いろいろな変化がある。
 典型的なシュンランの花は、花弁は緑色で、唇弁は白地に赤紫の模様が入っている(写真A)。
 側花弁の中央、縦に赤紫色の線がはいったのもある(B、C)。
 花の色が黄色がかったのもある(C)。これは、緑色が抜けた結果、黄色に見えるのだろうと思う。
 赤い花(D)もあるが、、これは牧野植物園に展示されていた鉢植えを撮ったもので、 園芸品種の銘品である。これも、元は野生のものだったろうが、こんなのが山で見つけるのは、夢のまた夢というものだ。
 写真Bは、花弁がほっそりしている。この様に花弁が細長いのは、葉っぱも幅が狭い。ホソバシュンランの特徴である。
 なお、唇弁に模様が入らない、素心というのもあるが、これがなかなか見つからない。上から見たら、素心だ、と見えたのも、 よくよく見ると赤紫の点がある。




タグ:4月 シュンラン

 ホソバシュンラン

2019.03.19 10:24|野生ラン・3月

2009/3/19 の記事を改めて掲載しました。

 
 ホソバシュンランは、四国東部の一部に自生するシュンランの品種です。
 意外と簡単に最初の1株に出会いましたが、これは急斜面に生えていて、花の後姿しか見ることができませんでした。 写真の株は道路ぶちに立ってカメラを構えることができる理想的な場所。しかも、2輪咲いていました。
 ホソバシュンランは確かに普通のシュンランに比べて葉は細い(幅が狭い)のですが、「2・3mm」と書いた本もあれば、「4mm以下」としたものから「5mm以下」とするものまで、いろいろです。
 3mm幅の葉は見当たりませんでした。狭いものでも4mmほどで、5・6mmのものもあるようでした。
 近くには普通のシュンランも生えており、開花時期は同じですから自然交配で中間的な種類が増えている可能性もあるかもしれません。









タグ:3月 シュンラン

シュンラン、ヒメフタバラン  春一番はどちら?

2019.03.18 11:35|野生ラン・3月

22016/2/24 の記事を改めて掲載しました。

シュンラン   左=昨年9月18日撮影、右=今日2月24日撮影 シュンラン  左=昨年9月18日撮影、右=今日2月24日撮影

ヒメフタバラン 今日2月24日撮影 ヒメフタバラン 今日2月24日撮影

 
 野生ランの中で、春一番早く咲くのは、どちらか?
 常識的にはシュンランだが、ヒメフタバランも意外と早い。
 友人が、facebookで「佐賀県ではヒメフタバランが開花している」と載せていたので、南国土佐の高知でも、咲いているかも、と早速行って見た。
 たったの一株だけ見つかった。蕾も付いてはいたが、開花は先のことになる。昨年までに撮り貯めた写真を見たら、4月中旬から下旬にかけて咲いている。まだまだ先のことになる。

 シュンランのほうは、どうか、と思って、続いていって見ると、こちらもまだ蕾の状態である。
 ここのシュンランンは、昨年の9月にも撮っている。その時は、花茎が5本出ていたが、今日見ると、2本になっている。それに、5ヶ月も経つのに、伸び具合がほとんど変わらないのは、どうしてか? シュンランのほうも、開花はまだまだ先のことになりそう。
追記(2017/3/7)
facebook に、「モミランは3月半ばに咲きますよ」とのコメントがあった。残念ながら、モミランは四国では絶滅状態だから、私の頭にはなかった。




タグ:シュンラン ヒメフタバラン

ハルカンラン咲く 自然界ではまぼろし

2019.03.17 18:18|野生ラン・3月

2014/4/20 の記事を改めて掲載しました。

 牧野植物園で、ハルカンランが咲いています。だが、自然界でこの花に出会うことはないでしょう。
 ハルカンランは、カンランとシュンランとの自然交雑種と推定されており、学名は Cymbidium × nishiuchianum です。

種小名(nishiuchianum)は、寒蘭の栽培技術の研究、普及に努めると共に、土佐愛蘭会を創立した西内秀太郎氏のことです。
 カンランは花も姿もいろいろと変化がありますから、ハルカンランと命名されるまでは、カンランの品種として栽培されていたのではないか、と想像します。

 カンランの花期は秋から初冬にかけて、シュンランは春ですからずれがあります。しかし、大昔の高知県ではカンランの開花株も沢山あったそうです。シュンランは高知県人は手を出す者はいなかったので、いくらでも咲いていたはずです。
 ですから、遅咲きのカンランと早咲きのシュンランとが出会う機会もあって、ハルカンランが誕生したと考えられます。

 これは昔の話。今はカンランの開花株は捜しまわても見ることはできません。自然界に両者が同時に花を咲かせて、交雑種が誕生することは夢のまた夢でしょう。




タグ:ハルカンラン

シュンラン 1茎2花

2019.03.14 17:23|野生ラン・3月

2016/3/28 の記事を改めて掲載しました。

 シュンランの1茎2花というのを見た。シュンランは、一本の花茎に一つの花を付けるのが普通だから、二つ花を咲かせたら変わり者である。
 これで3度目かな。今年、シュンランの花を見たのは、そんなに多くないのに、1茎2花に出会うことになったから、極端に珍しいものではないようだ。




タグ:シュンラン

キバナノセッコク 無事に大きくなってほしい

2019.02.12 09:27|野生ラン・2月

2014/1/6 の記事を改めて掲載しました。

 近くの渓谷の側のセメントの擁壁に、二つの キバナノセッコク が付いていました。
 ほとんど毎年のように、ここを訪れるのですが、3年ほど前にきたとき、だいぶ大きくなった株がなくなっていて、がっかりしました。もう2・3年もすれば花を咲かせることができたろうに。
 この二つの小さな株は、その後で誕生したものでしょう。側に大きな木がたくさんありますから、どこかにキバナノセッコクの親株が着生していて、その親株からまかれたタネがこの擁壁に付着して、発芽したことは間違いないでしょう。
 が、大木の高い枝を仰ぎ見ても、私の視力では見つけることができません。
 このランは、セメントの擁壁が好きなようです。あちこちの道路わきの擁壁で発見することは、時々あります。しかし、少し大きな株になると、車窓からでも見つけることができますから、採られてしまいます。残念です。




 

タグ:セッコク属 キバナノセッコク 2月

コクラン 冬も葉が残る

2019.01.01 12:30|野生ラン・1月

2013/1/7 の記事を改めて掲載しました。

この寒い時期には、地上から姿を消す植物が多いです。野生ランもシュンランなどは少数派で、大半は冬篭りしています。が、コクランは今でも緑の葉っぱを付けています。
 四国のクモキリソウ属は、コクランのほかに、クモキリソウ、スズムシソウ、セイタカスズムシ、フガクスズムシ、ジガバチソウ、ギボウシラン、ササバラン全部で8種も自生しています。
 しかし、コクラン以外は、冬は葉は枯れてなくなり、球形のバルブ(茎)だけが、地中に、あるいは、苔や落ち葉の中に埋もれて、冬の寒さを凌いでいます。春、暖かくなってから、新しい葉っぱが出てきます。
 コクランのバルブは、円柱形で地上に立っています。少なくても昨年のバルブには葉っぱは残っています。一昨年より古いバルブは、葉っぱは落としていますが、バルブ自体は数年残ります。
 クモキリソウ属の中で、一番良くお目にかかるのは、コクランですが、この耐寒力が繁殖の原因の一つかも知れません。

タグ:クモキリソウ属 コクラン 12月 1月 2月

カンラン咲く、牧野植物園 地植え

2018.12.23 17:52|野生ラン・12月

2016/12/2 の記事を改めて掲載しました。

 
 いま、牧野植物園では、寒蘭の展示会が開かれている。豊雪や室戸錦など土佐寒蘭の銘品に加えて、中国産も見ることができる。
 しかし、長年夢見ているのは野生のカンランが花を咲かせている姿だ。何十年も昔一度見た切り、お目にかかっていない。そこで、野生とまではいかなくても、せめて、鉢植えではなく地面に生えているのを観たい。牧野植物園では、2か所、植えたところがある。
   一つは、本館から展示館への回廊の入り口の右わきに、ハルカンランなど一緒に植えられている。数株あるが、毎年観察していても、咲いたのを見たのは、3年ぐらい前に一度だけ。
 もう一つは、寒蘭センター脇の坪庭だ。ここでは、なんと3株も綺麗に咲いていた。実は、鉢で咲いているものをここに植えたものらしい。写真はその中の一つ。

 野生のカンランの開花株を見るのが難しいのは、一つは、花を咲かせるほどまで成長する前に、採られてしまうからだが、野生の場合は、出始めた花茎に虫が入ったり、病気にやられたり、などなど色々な障害があるようだ。




   

タグ:シュンラン属 カンラン 牧野植物園

アキザキヤツシロラン、見つけた

2018.12.09 18:53|野生ラン・12月

2012/12/6 の記事を改めて掲載しました。

11月30日、撮影  アキザキヤツシロランを見つけました。場所は、仁淀川沿いの竹林。
 最初の竹林では、なし。次もダメ。三番目の竹林で、発見。もちろん、もう花は終わり、果実になっています。
 11月1日に、「探すなら11月」と書いた手前、自分でもやってみた訳です。竹林といっても、今時、手入れはされていませんから、足を踏み入れたくないような場所ばかりですが、薮蚊がいないので、落ち着いて探せます。
 アキザキヤツシロランは、お世辞にも「綺麗!」な花ではありません。華やかさも色気もありませんが、なぜか惹きつけられます。




タグ:オニノヤガラ属 アキザキヤツシロラン

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