セイタカスズムシに、 図鑑とは違う2つのタイプ

2018.06.26 09:01|野生ラン・6月

201/6/24 の記事を改めて掲載しました。

手許の図鑑 カラー版 野生ラン(家の光協会出版) のセイタカスズムシのページに、「スズムシソウによく似ているが、花は小さく、花茎はむしろ高い」と書かれている。 この図鑑の両者の写真を見比べると、「セイタカスズムシ」の和名をつけたことが納得できる。
 ところが、四国で見るセイタカスズムシは、図鑑に載っているのとは大分違う。

方弁タイプ

 
 これが、ふつう四国でセイタカスズムシと呼んでいるものである。
 唇弁の両側が折れ曲がって、上から見ると四角形の弁当箱のよに見える。スズムシソウの丸い唇弁とは全く似ていない。色は、暗い紫の入った、くすんだ色で、色彩の点でも違う。(これを仮に方弁タイプと名付けた。)


 スズムシソウのように唇弁の丸いのは、四国にはないかというと、ないことはない。が、前のに比べると、自生地が少なく、稀であるようだ(仮に円弁タイプと名付けた)。

円弁タイプ

 
 

 先に書いた方弁タイプと比較すると、花の形だけでなく、花数が少ない、花茎が短いなど大差がある。
 唇弁の形は、図鑑に載っているセイタカスズムシやスズムシソウに似ていて丸い。 しかし、花茎はずっと低く、花数も少ないことなど、「セイタカ」とは言い難い。



 つまり、四国のセイタカスズムシは、① 背は高いが、スズムシソウのように唇弁が丸くないもの、と ② 唇弁は丸くスズムシソウに似ているが、背は低いもの との二つのタイプがある。図鑑のセイタカスズムシのように、スズムシソウより背が高くて、唇弁はスズムシソウように丸いものは、私は見ていない(今の所)。
   昨年5月発行の 日本のラン ハンドブック ➊ 低地・低山編 には、セイタカスズムシは載っていないので、「❷ 深山・高山編」に載るだろう。なにか新し見解が出されるのではなかろうか、楽しみにしている。



 




タグ:クモキリソウ属 セイタカスズムシ 6月 7月

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