シロテンマとオニノヤガラと見比べてみたら・・・

2018.07.21 09:31|野生ラン・7月

2017/7/14 の記事を改めて掲載しました。

オニノヤガラ(左)とシロテンマ。
高さは、オニノヤガラが40~100cm、シロテンマはその半分ぐらい。
花数は、オニノヤガラが20~50個、シロテンマは5~20個。
オニノヤガラ(左)とシロテンマ。
高さは、オニノヤガラが40~100cm、シロテンマはその半分ぐらい。
花数は、オニノヤガラが20~50個、シロテンマは5~20個。

オニノヤガラ(左)とシロテンマ オニノヤガラ(左)とシロテンマ

 
 ここ数年、友人の案内で沢山のオニノヤガラとシロテンマとを見ることができた。
 両者については、学者の間では、品種説から変種説、さらには別種説まである。
 品種とする説は、花の色が違いに重点をおいて、その他の違いは軽視する。別種する説は、シロテンマは小さく、花数も少ないし、花期が遅いとし、更に花の形態が違うと主張する。
 しかし、花の形態の違いについては、花をむしり取って、解剖して中まで観察するのは、遊び半分でやっている者としては遠慮すべきだから、外から見ることができる範囲で、見比べた。
➊ 萼筒の下部左右に膨らみがあるが、オニノヤガラは非常に大きい。これに比べたら、ヒメテンマのは、それほどの膨らみはない。
❷ オニノヤガラの萼筒は、壺のようであり、開花しても大きくは開かない。口の小さい壺のようである。これの比べたら、ヒメテンマのほうは、大口であり、コップに近い形になっている。
➌ その口から、覗いている舌(唇弁)にも、違いがある。オニノヤガラのほうは、外側につき出していて、先端部分の毛が長く、良く目立つ。ヒメテンマのほうは、外側につき出していないことが多く、はっきりとは分からないが、先端部分の毛は少なく、短いように見える。

  決め手は花の数
 花の形態の違いは、あやふやで明確ではない。両者を区別する決め手はないか。ある。それは、花の数だと思う。
 オニノヤガラは、花数が多くて、20~50個も付ける。対する、シロテンマは5個から多くても20個以内である。高さはだいたい花の数に比例する。花の色は、オニノヤガラでも白に近いものがあれば、シロテンマの花でも緑がかったのもあるから、参考程度にするのが良い。
 花数が20個以内であればシロテンマ20個を超えればオニノヤガラで決まり。単純明快。   
2015年5月に出版された日本のラン①低山・低地編のシロテンマ のページで解説者遊川氏は、オニノヤガラとは別種とするのが適当であろうとする立場で、幾つかの特徴を挙げている。
①全体が小さい。 ②花数がすくない。 ③花色は白が強い。 ④花の形態に違いがある。 ⑤開花期が遅い。
 しかし、花の形態については、どこがどう違うのか書かれていない。

参考:
オニノヤガラ
シロテンマ



タグ:オノノヤガラ属 オニノヤガラ シロテンマ

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