美味しそうな柿、食べてがいない

2017.11.29 09:19|昔むかし/子供のころ

2016/11/29 の記事を改めて掲載しました。

   
 ちょっと、近くを一回りしたら、こんなに沢山の柿がとれた、カメラで。
 前に見たときより、赤味が増して、ほんとに美味しそうだが、誰も採って食べている様子はない。カキの数が減っているようには見えないから。
 ひと昔前なら、熟れるのを待ちかねて採って食べた。子供は他所のカキにまで手を出して、ちょっと怒られたりしたものだ。
 今じゃ、カラスも近寄らないみたいだ。カラスも田舎より街の方が美味しい食べ物にありつけるかもしれない。




タグ:11月

Oberonia thisbe(ヨウラクランの仲間) 花序がみごと

2017.11.22 09:47|ラン of 世界

の記事を改めて掲載しました。

 Oberonia thisbe は、日本のヨウラクランと同じ属ですが、花数はさらに多い。
 きちっと螺旋状に整列していて見事です。一つひとつの花は目立ちませんが、花序全体で魅せる。




ナギノハヒメカンラン、 牧野植物園にて

2017.11.21 08:27|野生ラン・11月

2016/11/21 の記事を改めて掲載しました。

牧野植物園のカンラン展示室にて

花のいろいろ

 
 牧野植物園のカンラン展示室には、カンランに交じって、ナギノハヒメカンランが数鉢置かれている。
 これは、カンランとアキザキナギランとの自然交雑種であり、両者の特徴を併せ持っているが、どちらかと言えば、カンランに近いように見うける。
 もともとは、寒蘭の愛好家たちが山採りして、カンランの一種として栽培していたものではないかと想像するが、花も葉っぱの姿かたちも銘品とは言い難いように思う。しかし、カンランもアキザキナギランも珍しくない大昔であっても、珍品であったことは間違いない。自然界ではそうそう頻繁に交雑が起こるとは思われないから。
 今では四国の山で、これが見つかることはないだろう。アキザキナギランはほぼ絶滅状態であるし、カンランの方も開花株はほとんどない。両者が山で同時に、近くで花を咲かせているなどありえない。
 展示室に飾られている、ナギノハヒメカンランは、人工的に交配して育てたものだろうと推察している。




  

タグ:シュンラン属 ナギノハヒメカンラン

クロヤツシロラン 今ならあちらこちらで見つかる

2017.11.13 07:00|野生ラン・11月

2014/11/6 の記事を改めて掲載しました。

 秋に咲くヤツシロランは、四国では、クロヤツシロランとアキザキヤツシロランの二種ですが、今年はどちらもあまり見ることができませんでした。
 ところが、今の時期つまり果実期になると、あちらこちらの藪で見つけることがあります。
 花は地べたにへばりつくように咲いていますが、実を結ぶと、花柄がぐんぐん伸びて、20cm、30cm、40cmとなるから、良く目につくわけです。
 今なら藪蚊もほとんどいないのでチャンスです。




タグ:オニノヤガラ属 クロヤツシロラン

ヤクシマアカシュスランも種まき

2017.11.11 08:47|野生ラン・11月

2015/12/9 の記事を改めて掲載しました。

開花期、9月10日撮影

 
 ヤクシマアカシュスランは、ランの中では、開花時期が遅く、だいたい9月になってから。
 でも、今はもう果実が割れてタネを撒いている。撒き終わって空っぽになった殻も見える。
 小豆ほどの小さな果実だが、中には沢山のタネが入っている。これが撒き散らされたとしても、発芽して花を咲かせる株に成長できるのは、いくつあるのだろう。
 おそらくゼロに近いのではないか。もし、一粒でも育っていれば、数年のうちに、このあたり一面ヤクシマアカシュスランだららけになるはずである。




タグ:ヤクシマアカシュスラン

アキザキヤツシロラン 探すなら11月

2017.11.10 08:48|野生ラン・11月

2012/11/1 の記事を改めて掲載しました。

 
 11月ともなると、ランの仲間も大方は花の時期はすぎました。カンランなどこれからというのもありますが、これは鉢で咲かせたものですから、物足りない。
 ここに紹介するアキザキヤツシロランも果実の時期になっています(写真上)。しかし、自生地を探すなら、今が絶好の時期です。
 アキザキヤツシロランは、四国では太平洋側に近く、大きな河川流域の竹林に生えています。一昔前は、モウソウチクにしろ、マダケにしろ、竹は生活の必需品でしたから、竹林は大事されていました。しかし、今は、無用の長物となって放置されているところが大部分です。
 こんな竹やぶには、足を踏み入れるにもちょっと勇気が要ります。また、中に入ると、蚊の集中攻撃を受けることは間違いなし、です。11月ともなると、蚊もぐんと減ってくることも、「今が絶好の時期」といったことの理由です。
 もうひとつ、花の時期よりも果実の時期の方が探しやすい、ということもあります。花(写真下)は、高くても10cmですから、雑草などに埋もれていることもありますし、色はご覧のような保護色ですから、目立ちません。しかし、結実すると、花柄がぐんぐん伸びて、30cmを超すこともありますから、簡単に見つけることができます。

 どんなところを探せばいいか?と聞かれれば、「四国におけるハルザキヤツシロラン,アキザキヤツシロラン及びクロヤツシロランの分布」 が非常に参考になります。
 また、アキザキヤツシロランとクロヤツシロランは、花期が同じで、竹林では両方が一緒に生えていることも良くあります。果実での見分け方は、 ここ を参考にして下さい。





日本ラン科植物図譜




タグ:オニノヤガラ属 アキザキヤツシロラン

ムカゴサイシン やがて冬ごもり

2017.11.09 08:37|野生ラン・11月

2013/11/20 の記事を改めて掲載しました。

2013/5/30 2013/7/17 2013/7/20

 近くの山の ムカゴサイシン の自生地を見てきました。
 葉緑素がすっかり抜けて、葉脈の緑だけがわずかに残っている(写真上から3枚目)。
 1週間前に、訪問した時の写真(写真上から2枚目)と比べても、その変化がはっきりとわかります。
 ムカゴサイシンの葉が地上に現れるのは、5月の中旬ごろ。花が結実してタネを飛ばし終わる、その前後の時期である。一番上の写真では、展開した青々とした葉っぱの側に、役目を終わって倒れた花茎(花柄?)が3本見ます。
 冬に入ると、ムカゴサイシンの葉はすべて姿を消します。葉が地上で光合成の仕事をするのは、およそ半年です。
 そして、来年の晩春、5月中旬に花芽が出始めるまでの期間は、地下で暮らすムカゴサイシンを私たちは目にすることはありません。

   追記1:
 ラン科は単子葉植物の一員です。単子葉植物の一つの特徴は、葉が平行脈であることです。(双子葉植物は網状脈)
 ムカゴサイシンは、ラン科=単子葉植物であるのに、葉脈は平行脈ではなく、網状脈に見えます。

 追記2:
 学名は、Nervilia nipponicaで、 「Nervilia属」と「日本の」との合成語です。ラテン語の文法では名詞(属名)の後に形容詞がくるのでこの語順です。
 和名の「ムカゴサイシン」はというと、「ムカゴ」は地下の球茎をムカゴにたとえ、「サイシン」は葉が細辛(サイシン)に似ているからついた名です。
 つまり、「ムカゴのような球茎を持っている」と「サイシン類に似た葉の」という二つの形容詞からできています。肝心の名詞がありません。
 ムカゴランとかサイシンランとかにすれば良いかも知れませんが・・・
 もっとも、 ムカゴソウムカゴトンボ という2つのラン科の和名はすでにあります。      

タグ:ムカゴサイシン

ツチトリモチ、花なのか わからない

2017.11.09 05:26|山野草・11月

 
 四国には、ツチトリモチ科は3種あって、一番ポピュラーなのが、このトチトリモチだが、花の構造がどうも良くわからない。
 真っ赤な卵型の表面を覆っているのが花だ、ということになっている。だから、この赤い卵は、ツチトリモチの花穂とであり、花は微小で、無数(おそらく数千個)。
 この花は全部雌花であって、雄花はない。ここに写っているのは、すべて雌株である。それじゃ、雄株はどこだ? という疑問が起こるが、見つかっていないそうだ。 これは、おかしい。が、この話はまた後日。

   花(=雌花)は、花弁はなく、ほとんど雌蕊だけで、果実は1個、果実の中の種も1個という構造らしい。
 赤い卵の表面を埋め尽くしているのは、雌花というより、果実である、と言った方が当たっているような気がする。




タグ:ツチトリモチ属 ツチトリモチ

クロヤツシロラン これから種まき

2017.11.08 10:17|野生ラン・11月

2012/11/12 の記事を改めて掲載しました。

白い糸くずみたいなのが、タネ  クロヤツシロランは、秋に咲きます。今は、花は終わり、果実になって、その果実が割れて、タネを蒔こうとしています。
 前にも書きましたが、クロヤツシロランの花は、地面にくっ付くように咲きますが、結実すると、花柄(茎ではない)がぐんぐん伸びて時には4・50cmにもなります。少しでも遠くへタネを飛ばそうとしているのです。
 タネは、白い糸くずのようですが、縫い糸よりも、もっともっと細い。細いということは、風に乗せて飛ばすのに都合が良いでしょう。また、小さいと、ひとつの果実の中に沢山のタネを詰め込むことができます。そのタネの数はというと・・・ ご覧の写真から推測してください。このうちの一つでも発芽すれば、大成功と言えるでしょう。このランも、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という戦略をとっているように思えます。




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日本ラン科植物図譜

タグ:オニノヤガラ属 クロヤツシロラン

キイレツチトリモチ、 雄花を観る

2017.11.07 08:36|山野草・11月
A 一つの根茎から3 - 10個の花茎がでる。

B 新しい花穂は白っぽい。 C クローズアップ D 古い花穂は茶色がかっている。 E クローズアップ

 
 キイレツチトリモチは、沖縄や九州南部にのみ自生するとされていたが、数年前に四国でも発見された。四国や九州、沖縄が陸続きであった太古から生き延びてきたものだろうが、最近になって人目に触れるようになったのは、地球温暖化の影響で繁殖しているためだろうか。
 四国には、ツチトリモチミヤマツチトリモチは分布していたが、新たに一種加わって、三兄弟になった訳で嬉しい。

 キイレツチトリモチの特徴は、卵型の花穂に雄花を付けることだ。花穂の表面が小さな無数の雌花で覆われる点では、ツチトリモチと同じだが、キイレの場合は、数個の大きな雄花が混じる。

 地下の根茎から3-10個の花茎がでて、先端に卵型の花穂がつく。花穂が新しいもの(写真B)は、全体として乳白色をしているが、これは、表面に密生している、小さな雌花の色である。
 雌花に交じって、数個の雄花がつく。これは、雌花に比べると極端に大きい。3(または2)枚の花被片と3(または2)裂の雄蕊からなっている。花柄が伸びているので、雄花全体は、花穂の表面から突き出ていて、良く目立つ。

 残念ながら、雌花の構造はクロースアップした写真でもはっきりしない。

 古い花穂(写真D)は、こげ茶色を帯びてくるが、これは、毛のような雌蕊が白色からこげ茶色に変色したためである。また、古い花穂では、雄花も萎んで黒っぽい塊になって見える。




 

タグ:ツチトリモチ属 キイレツチトリモチ

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