アキザキヤツシロランの花粉をちっちゃなハエが背負う

2017.10.12 05:19|野生ラン・9月

2015/9/30 の記事を改めて掲載しました。

 
 アキザキヤツシロランの花にカメラを向けていると、中から ちっちゃなハエが出てきた。その背中には花粉塊を背負っている。
 ゴマ粒よりも小さな花粉塊であっても、このハエ(ショウジョウバエの一種らしい)にとっては、大きな荷物である。とてもじゃないが、飛び立つことはできない。側の落ち葉の上に、しばらく止まっていたが、やがて何処かへ消えた。
 別の花へ行けば、受粉が行われるだろう。ランにとってはメデタシメデタシである。しかし、ハエのほうにはなんの報酬があるのだろうか。
 花粉塊を背負ったハエは飛べない。遠くへは行けないから、近くの花へ行くことになるだろう。そうすると自家受粉でないにしても、近くの花どうしで交配することになる。
 種子を遠くの仲間の所に飛ばすことができれば、長い目で見れば、広い範囲で遺伝子を交換することができる。結実したら、花柄が急速に伸びて30cmほどにもなるのは、その為だろう。


タグ:オニノヤガラ属 アキザキヤツシロラン

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