カシノキラン 今年の実りは1個だけ

2017.10.31 17:57|野生ラン・10月

2105/10/31 の記事を改めて掲載しました。

花が咲いたとき、昨年の果実が4個付いていた。 2015/8/9 撮影

今年の果実は1個だけ。大きい5個は昨年のもの。 2015/10/15撮影

 
 今年の夏、カシノキランが咲いたとき、大きな果実が4個ついていたが、これは昨年のものである。
 今年咲いた花のほうはどうなったかと見てみると、小さな果実が1個だけ実っていた。
 カシノキランの果実が弾けるのは、2年後の春である。この間、中の種子は少しづつ充実しているのだろう。
 今年咲いた花の果実には、十分な養分を補給するだけの余力がなかったようだ。 ,




ヤツシロラン、伸びるのは花柄

2017.10.26 07:51|野生ラン・10月

2010/10/13の記事を再度掲載しました。

 クロヤツシロランが2株、くっつくように並んでいます。右側は、3つの花を咲かせています。 左のは、花が終わり、果実を2つつけています。花被は消えてなくなっています。
写真にカーソルを置くと、解説付きに替わります。

 ヤツシロランはオニノヤガラ属ですが、オニノヤガラは花茎が1mぐらいにあるのに対して、ヤツシロランの方は数センチで、花は地面に乗っかるように咲いています。ところが、受粉して果実になると、とたんに花柄が伸び始め、高いものは40cmにもなります。
 「茎が伸びて・・・」と書かれているのを、たまに見ますが、伸びるのは花柄の部分であって、花茎の長さはまったく変わりません。




タグ:オニノヤガラ属 ヤツシロラン

ツチアケビ 実りの秋

2017.10.25 08:59|野生ラン・10月

2014/10/12 の記事を改めて掲載しました。

 初めてこれ、ツチアケビの果実を見た時、びっくりしました。
 というより怖かったように記憶しています。30年ほども昔のことで、これがラン科の植物の果実であるということも知りませんでしたので、薄暗い山道で見たときはドッキとしました。
 日本のラン科の中でこんな赤いソーセージのような果実をつけるのはツチアケビだけです。
 また、ランの果実は裂けて、微細なタネを風にのせて飛ばしますが、ツチアケビは裂けない。アケビの果実は裂けますので、ツチアケビの名前には異議があり、です。
 じゃタネはどうなるかということになりますが、鳥などの動物が果実を食べて、遠くまで運ぶ、という説が有力です。しかし、目撃情報はあまりないようです。




 

タグ:ツチアケビ

ヤツシロラン 花柄が伸びて先に果実

2017.10.24 05:47|野生ラン・10月

2015/10/13 の記事を改めて掲載しました。

クロヤツシロラン  一個はタネを撒き終わって空っぽ。 クロヤツシロラン  一個はタネを撒き終わって空っぽ。 アキザキヤツシロラン アキザキヤツシロラン  この間まで花を咲かせていたヤツシロランが、今、果実を付けている。
 上がクロヤツシロランで、下がアキザキヤツシロラン。竹藪では、この2種が同居していることがあり、花期もほとんど一緒だ。
 果実の色でも、二つを見分けることができるし、花の時期よりも今の時期のほうが見つけやすい。花柄がぐんと伸びて背が高くなっているから。(伸びたのは花柄の部分であって、花茎が伸びたのではない、念のため。)




タグ:オニノヤガラ属 ヤツシロラン

ヤクシマアカシュスランも実りの秋

2017.10.23 13:00|野生ラン・10月

2015/10/14 の記事を改めて掲載しました。

果実期  2015/10/13 撮影

開花期  2015/9/10 撮影

 
 ヤクシマアカシュスランが実を付けていた。 一か月前には、まだ花が咲き始めたばかりだった(写真左)。
 このランは結実率が良いか、全部の花が実を結んだように見える。
 花を咲かせるのは、実を結んでタネを撒いて子孫を残すためだが、おじゃまして見せてもらっている者としても、たくさん実っているとうれしい。




タグ:ヤクシマアカシュスラン

ホザキイチヨウラン 種蒔きおわる

2017.10.22 08:08|野生ラン・10月

2015/10/29 の記事を改めて掲載しました。

たくさんの花を咲かせていたころ。 2014/7/20 撮影

タネを撒き終わって空になっていた。 2015/10/22 撮影

 
 高い山では、紅葉も落ち葉のほうが多くなっている。ホザキイチヨウランはどうなっているかと訪ねたら、無事に種蒔きを終わっていた。
 夏には、小さな花を沢山つけていたが、その内いくつ実を結んだことだろう。10分の1が結実したとしても、タネは微細で無数に入っているから、それを撒き散らすことができれば大成功といって良い。
 この花の得意技は、子房花柄を360度捻って、唇弁が上側にすることである。
 唇弁が上に付くのは、少数派とはいえ良くある。子房花柄を捻らずに素直に咲けば、唇弁は上になるはずである。180度捻ると、唇弁は下になる。360度の捻ると、もとの位置(上側)になる。
 なぜ、こんなことをするのだろうか? ホザキイチヨウランに聞かないとわからない。


タグ:ヤチラン属 ホザキイチヨウラン

ヤツシロラン 探すならこれから

2017.10.21 07:48|野生ラン・10月

2010/11/14の記事を再度掲載しました。


 写真はクロヤツシロランです。上は、一昨日に近くの山で撮ったもので、上は種を飛ばしているところ、
11月12日撮影
下は開花期、9月26日撮影
上は種を飛ばしているところ、11月12日撮影
下は開花期、9月26日撮影
果実が割れてタネを飛ばしている状態ですが、まだ半分ぐらいタネが残っています。
 下は9月26日にほとんど同じ場所で撮ったもので、花期の姿です。八方美人的に花を輪のように付けています。どれも地面の落ち葉にくっつくように低く、しかもご覧のように色は地味で落ち葉の色に似ています。クロヤツシロランを花の時期に見つけるのは難しく、うろうろ歩きながら探しても成果は期待できません。
 ところが、受粉して結実したとたんに花柄がぐんぐん伸び始めます。はじめは1cmあるかないかのものが20cm、時には40cmを超える高さになります。これはタネを風に乗せて少しでも遠くへ撒き散らす戦略でしょう。アメリカンフットボールのような形が果実で、この下の白っぽい棒のようなのが花柄だった部分です。初期には中が詰っていますが、伸びきるころにはストローのように中空になっています。
 ヤツシロランが精一杯背伸びして種まきをしている時期が、自生地を見つける良い時期です。このころになれば蚊の襲来も弱まっていますし・・・
 ハルザキヤツシロラン、アキザキヤツシロラン、クロヤツシロランすべて要領は同じ。もちろん花の写真は次の年になります。


タグ:オニノヤガラ属 ヤツシロラン

ムカゴサイシン やがて休眠へ

2017.10.20 07:42|野生ラン・10月

2014/10/28 の記事を改めて掲載しました。

 ムカゴサイシンは、5月半ばごろから、花茎が地上に姿を現します。この時は葉はありません。
 花を咲かせ、実を結び、タネを撒く。そのころになって、葉が出てきます。だいたい6月下旬でしょう。
 「葉見ず花見ず」は、ヒガンバナが良く言われますが、ムカゴサイシンも開花した花と葉っぱを同時に見ることはできません。
 花の後で出てきた葉っぱも冬を越すことはありません。今は緑色をしていますが、もっと寒くなると、緑が褪せて黄色ががってきて、やがて姿を消してしまいます。
 光合成する期間は半年足らずです。おそらく地下の菌に依存する度合いが高いだろうと推測します。




タグ:ムカゴサイシン

コオロギランも実りの秋

2017.10.19 07:24|野生ラン・10月

2015/10/17 の記事を改めて掲載しました。

花:2006/9/5撮影、 果実(殻):2004/12/2撮影  コオロギランも果実を付けて、実りの秋。8~9月に可愛らしい花を咲かせていた株が全部このように果実を付けている訳ではないが、比較的結実率は良いように見受けられる。
 果実はさらに充実して膨らみ、やがて弾けてタネを撒く。そして冬には地上から姿を消す。再度お目にかかれるのは、来年の8月となる。


タグ:コオロギラン

ヤツシロラン、花柄の上部だけが伸びる

2017.10.18 05:36|野生ラン・10月

2011/10/14 の記事を改めて掲載しました。

 前に、「ヤツシロランが果実をつけるとぐんぐん伸びる。そして、伸びるのは花茎ではなくて、花柄だ」 と書きました。じゃあゴムひもを引っ張ったときのように伸びるかというと、そうではありません。
左は2007/10/23撮影
右は2007/11/13撮影
左は2007/10/23撮影、右は2007/11/13撮影
 4年前の秋、近くの山にたくさんのクロヤツシロランが生える場所があって、そこでちょっとした実験をしました。
 10月23日に、3つの果実をつけた株の花柄に、等間隔で赤い印をつけました(写真左)。もしゴムひものように伸びるのであれば、花柄がいくら伸びても、赤い印は等間隔のはずです。
 11月13日に、同じ株を撮影しました(写真右)。右端の花柄は、10月23日の時点でほぼ9等分されています。11月13日では、上部3つの区間の間隔は拡がっていますが、下部6つは変わっていません。
 一番上が5.5倍、次が2倍強、3番目が1.5倍ぐらい伸びています。

 左の2つの花柄は、10月23日には右端よりも短かったのですが、11月13日には追いつき、あるいは、追い越しています。左端の花柄では、一番上の区間は10倍にも伸びているようです。




   

タグ:オニノヤガラ属 ヤツシロラン

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