ホザキイチヨウランは、360度捻って元に戻る

2017.08.12 07:55|野生ラン・7月

2014/8/5 の記事を再度掲載しました。

ホザキイチヨウラン
360度捻って、唇弁上位
オオヤマサギソウ
180度捻って、唇弁下位
ホザキイチヨウランの仲間の外国産
捻らずに唇弁上位

 ホザキイチヨウランの特徴の1つは、唇弁が上になることです。 世界では約400種、日本では8種あるというヤチラン属に共通する特徴だそうです。
 しかし、ホザキイチヨウランのかわっているのは、唇弁を上にするために花柄子房を360度も捩じっていることです。

 唇弁が上になるか、下になるかは、花柄子房が捻じれるか否かにかかっています。
 ① まったく捻じれずにストレートにいけば自然と唇弁は上になります。左の写真では一番下がそうです。これはホザキイチヨウランと同じ属Malaxisの一種です。
 ② ラン科の花で一番多いのは唇弁が下になるものですが、唇弁を下にするためには、花柄子房を180度捩じる必要があります。二番目の写真オオヤマサギソウを見れば、花柄子房の捻じれが良く分かります。
 ③ ホザキイチヨウランのように花柄子房を360度捻じると、当然元の位置に戻ってしまいます。結果は、①の唇弁をまったく捩じらない場合と同じ唇弁上位となります。

 手許の図鑑には、7種のヤチラン属が載っていますが、唇弁上位という点では共通しています。
 しかし、ホザキイチヨウラン以外は、花柄子房をまったく捻らないストレート形の唇弁上位のように見えます。
 ホザキイチヨウランだけが360度捻って、仲間に調子を調子を合わせているわけです。




タグ:ヤチラン属 ホザキイチヨウラン

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