ミヤマウズラ、元気でなにより

2017.08.30 09:15|野生ラン・8月

 
 去年見つけてあった、ミヤマウズラの自生地を訪ねた。
 車道わきの岩場に、沢山の花茎が並んでいて、歓迎してくれた(勝手に解釈)。 30株ほどが狭い範囲にあって、昨年よりも増えている感じがした。 花時も丁度で、早すぎもせず、遅すぎもせず。

   今ちょうど、絶滅危惧種の調査をいている。 家に帰って調べてみたら、調査の対象にはなっていない。 ラン科の多くが絶滅危惧種になっているのに、なっていないということは良いことだ。 当面は絶滅の心配はないということで、安心した。
 これからもご無事で、どんどん増えて頂戴ね。




タグ:シュスラン属 ミヤマウズラ

コオロギラン、 こんなに小さかったか!

2017.08.29 09:00|野生ラン・9月

2016/8/29 の記事を改めて掲載しました。

 
 コオロギランを、初めて見たとき、こんなにも小さかったか、と思った。
 この花は近くにもあって、ここ十数年、毎年何回か訪れて満足するぐらい見てきた。それなのに、その年の最初のコオロギランを目にしたときは、その小さいことに驚く。
 満月のような、まん丸い唇弁の直径は、およそ4mmほどらしいから、全体の大きさ(小ささ?)も推し量ることができる。




タグ:コオロギラン

ムカゴサイシン 今の姿は

2017.08.26 20:08|野生ラン・9月

2013/8/21 の記事を再度掲載しました。

14枚の葉っぱが見える。 14枚の葉っぱが見える。   これはムカゴサイシンの今の姿です。14枚の葉っぱが写っています。
 6月下旬に果実がタネを撒き消えていくのと入れ替わって、葉が出てくる。だから花が咲いている姿と、このように葉っぱをひろげている姿を一枚の写真に収めることは不可能です。
 地下には球茎がありますが、これがムカゴにたとえられて和名の一部になっています。一つの球茎からは一つの葉っぱが出ます。その球茎は地下で繋がっているかもしれませんから、ここに14株あると言って良いかどうか。
 ムカゴサイシンの花の写真は、良いのをとるのはなかなか難しい。開いてくれない。花弁の赤紫の模様を見せてくれるのはご機嫌の良い時だけ。花期が短いかく、蕾かと思っていたら果実になっていたり・・・
 その点、葉っぱの時期のムカゴサイシンは全部にピントが合って写真になります。また、良く目につきますからきっちりマークしておいて、来年再訪してみてください。
 きっと花が見られるはずです。




タグ:ムカゴサイシン属 ムカゴサイシン

カシノキランは、やはり樫の木がにあう

2017.08.24 07:50|野生ラン・8月

2015/8/29 の記事を改めて掲載しました。

 
 山深い谷の流れのすぐ側に生えている樫の木に、このカシノキランは付いていた。
 最初にカシノキランを見たのは、山道に落ちている杉の枝に付いて花を咲かせていたが、やっぱりカシノキランは樫の木に付いているのがお似合いだと思う。

 谷の両側は急な斜面になっているから、木の根元から少し離れた斜面に立てば、カシノキランは水平な位置にある。
 根元に降りて、木に寄り沿うように立てば、一番下の花は手の届くほどの高さにあって、下から見上げることになる。
 カシノキランは、4・5枚の葉を扇のように拡げていて、その下に、花房が垂れ下がっている。下から見上げれば、花を正面から見ることになる。




タグ:カシノキラン属 カシノキラン

コバノタツナミ? 葉っぱはシソバ

2017.08.23 07:28|山野草・6月

2014/8/29 の記事を改めて掲載しました。

 
   6月も末近く、高知県の1300mほどの高い山で撮りました。
 葉っぱの美しさに惹かれて、藪の中に入ってシャッターをきりながら、まず頭に浮かんだのが、シソバタツナミです。

 帰って写真を友人に見てもらったところ、「コバノタツナミに近い」ということ。
 確かに、姿はシソバタツナミではなく、コバノタツナミだ。
 しかし、コバノタツナミならこれまで良く見ているのに、こんなに綺麗な模様のあるのは初めてです。
 もしかしたら、もしかしたら、ちょっと珍しいものを発見したのじゃない!?





タグ:シソ科 コバノタツナミ

アオビユ はるばる外国からようこそ

2017.08.20 07:47|山野草・8月

2013/8/20 の記事を改めて掲載しました。

 
 アオビユ別名ホナガイヌビユです。
 このところの猛暑を敬遠して、昼間は家にこもり、朝夕に自転車で散歩(?)するのを日課としていますが、その散歩道の傍の畑に群生していました。
 日本帰化植物写真図鑑を見ますと「南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリアなどの熱帯、亜熱帯から温帯まで広く分布する」そうです。日本には大正末期に入ったと書かれています。
 アオビユはヒユ科ヒユ属ですが、高知県植物誌にはこの仲間が8種載っています。なんと全部が帰化植物です。もし高知県植物誌からすべての帰化植物を抹消したら、本の厚さはぐんと減るでしょうね。
 しかし、散歩がてらに外国の植物を観察できるとは素晴らしい。帰化植物だといって毛嫌いしない、グローバルでいきましょう。








タグ:ヒユ科 アオビユ

コオロギラン、緑の点

2017.08.19 13:30|野生ラン・9月

2009/8/19 の記事を改めて掲載しました。

 昨日近くの杉林へ行ったら、コオロギランが杉の落ち葉の間から顔を出していました。
 ほんとに小さなランでそれもまだ蕾らしきものが見える状態です。ただ杉の落ち葉は黒味がかっていますから、コオロギランの緑が意外と目に付きます。まだボツボツ出始めた時期ですから、あまり歩き回るとこれから出てこようとしている花茎を踏み潰すことになります。ここの自生地では8月の下旬から9月の上旬にかけてが見ごろのようです。
 コオロギランは高知県では横倉山だけにある、といわれてきましたが、今はもっと多くの自生地が見つかっているようです。私の近くもその一つです。ここは一昔前は水田だったところですが、里人は杉の植林をしてここを出たのです。今は集落全体が消滅して、あたりには廃屋もあります。
 コオロギランは杉林がお好みのようで、必ず杉の落ち葉の間から出てきます。小さなか弱いコオロギランは広い葉っぱを押しのけて出てくる力はありませんが、杉の落ち葉ならどんなに厚く降り積もっても隙間ができますから、その間隙を縫って地表に姿を見せることができます。
 高知県にはかつては水田や畑であった杉林がコオロギランの楽園になっている例がいくつかあります。




タグ:コオロギラン

ミヤマウズラ 木に登る

2017.08.16 07:18|野生ラン・8月

2014/9/9 の記事を再度掲載しました。

2008/9/1 撮影    ミヤマウズラは地生ランの一種ですが、時には高い木に登ることもあります。もっとも、この写真を含めて二度しか見たことがありませんが。
 この仲間のシュスラン属は日本に20種類近くありますが、唯一ツリシュスランだけが着生ランで、そのほかはすべて地生ランです。
 しかし、地生ランといっても根が地中深く入っているわけではありません。茎が地面と落ち葉の間を這うように伸びて、その先端部が立ち上がって花序になるといった形態です。
 ですから、谷沿いの空中湿度の高い場所では、木の上にタネが飛んできて、そこで発芽して、花を咲かすこともあるでしょう。


タグ:シュスラン属 ミヤマウズラ 木に登る

木に登る地生ラン ナツエビネ

2017.08.15 11:53|野生ラン・8月

2015/8/10 の記事を改めて掲載しました。

 
 今年も、ナツエビネが樹上で咲いていた。
 最初に見たのが、2012年であったが、その時も花茎が4本でていた。株数が増えている様には見えないが、まあまあ順調に過ごしてきたと見た。ここなら人の手も伸びず安住の地である(「地」はヘンか)。
 ラン科植物は、地生ランと着生ランとに分けられるが、ナツエビネは地生ランの部類に入る。だから、こんな高い樹上で花を咲かせている姿は普通は見られない。倒木の上にある小さなのは、何回か見た記憶があるが、これほど高いのは初めてである。

 この樹はそうとな古木であるから、大きな台風でもきて倒されるかもしれない。そしたら、このナツエビネは倒木の上が住処となる。
 倒木が朽ちて土に還れば、ナツエビネも元の地生ランの姿に戻ることになる。


タグ:エビネ属 ナツエビネ 木に登る

カノコユリとタキユリ

2017.08.11 07:05|山野草・8月

2015/8/15 の記事を改めて掲載しました。

左=カノコユリ、右=タキユリ  カノコユリ(写真左)とタキユリとが同じ時期に見られる。タキユリはカノコユリの変種とされていて、一見して違うところは、カノコユリは茎が立つのに対して、タキユリは垂れ下がる。
 タキユリは山道の崖や斜面に咲いていることが多い。カノコユリは日当たりの良い平地に見られる。
 タキユリは崖に生えるから茎が垂れ下がり、カノコユリは平地に生えるから茎が立つのじゃないか、という疑問を持ったこともあるが、 二つを同じ場所に植えても、この性質は変わらないらしい。
 高知県植物誌(2009年発行)では、「栽培のカノコユリの逸出の可能性のあるものは除外した」としている。









タグ:ユリ科 カノコユリ タキユリ

07 ← 2017/08 → 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

記事の分類

検索

記事一覧

月別アーカイブ

リンク
















Author: hisa
“ amazon ”