カキラン

2017.06.30 20:01|野生ラン・7月

 
 カキランは、何十年も前に海岸線からそんなに離れていない水路の側に咲いているのを見た、そんなおぼろげな記憶があります。
 数年前に見たのは、標高千メートルを超す峠道の側でした。更に高い山の頂上近くの陽の良く当たる笹原の中に埋もれるように咲いているのもありました。
 カキランは海岸に近い場所にも、四国の中央にも、また湿原にも、笹原にもあります。陽の良くあたること以外は、環境に順応する能力があるように思えます。

 このカキランは湿地に咲いていましたが、根元から天辺の花までカメラに収めることができました。笹原の中にあるものは花序の部分だけが笹の上にでていて、葉っぱは笹に埋もれてしまっており写すことができません。

 「カキラン」の名前は、花弁の色が熟れた柿の実の色をしていることからつけられたということです。




タグ:カキラン属 カキラン

ヨウラクラン、Bulbophyllum careyanum、Dendrochilum wenzelii

2017.06.30 05:03|ラン of 世界

2013/6/28の記事を再度掲載しました。

ヨウラクラン ヨウラクラン Bulbophyllum careyanum Bulbophyllum careyanum Dendrochilum wenzelii Dendrochilum wenzelii

 小さなたくさんの花をびっしりと付けるためには、乱雑なのはダメで、きちんと整理整頓することが肝心です。 もちろんラン科の花に限ったことではないでしょうし、人が物を収納する際にも共通することでしょう。 個々の花はそれほどではなくても、このように整列していると美しいものです。

最初は、日本のヨウラクランです。 先日はフィリピン産のヨウラクランの仲間 を紹介しましたが、日本代表もなかなかのものです。

 次は、洋ランの Bulbophyllum careyanumです。ネパールからインドシナ半島にかけて分布するものらしいですが、日本では マメヅタラン属が同じ仲間です。
しかし、日本にはこんなに沢山の花をつける種はありません。
 世界には、熱帯アジアを中心に2000種ものBulbophyllumが分布しています。

最後は、 Dendrochilum wenzeliiです。日本にはこの属のランはありませんが、世界には熱帯アジアを中心に300種ほどの Dendrochilum属が分布していて、どれも小さな花をきれいに整列させいて見事です。

タグ:ヨウラクラン属 ヨウラクラン

ハッチョウトンボ

2017.06.29 16:19|昆虫

2009/6/29 の記事を改めて掲載しました。



このトンボの住処は、山間のほんの小さな流れとその周りに庭ほどの湿地があり、周りは低木が取り囲んでいました。
 友人の案内でハッチョウトンボを見に行きました。
一昨年も別の場所に行ったのですが、そのときは残念ながら見つかりませんでした。どうも場所を間違えたようでした。
 今回はバッチリ。最初に茶色っぽいのが草に止まっていましたが、これは多分雌のようです。と言うのも、「雄は成熟すると赤くなる」とのことですから、茶色いのは雌または未成熟の雄ということらしい。赤いのは3匹ぐらいはみましたが、茶色は最初のがだけ。雌が少ないのか、赤いのより発見が困難なためか。なにしろハッチョウトンボは日本一小さなトンボだそうです。
 このトンボの住処は、山間のほんの小さな流れとその周りに庭ほどの湿地があり、周りは低木が取り囲んでいました。ハッチョウトンボは人間は怖くないのでしょう、カメラを近づけてもなかなか逃げません。飛び立ったとしても、すぐ戻ってくるか、近くの草に止まってポーズをとっています。小さい割には写真には撮りやすいと思います。
 ハッチョウトンボはより大きなシオカラトンボなどに捕食さててしまうそうですから、広々とした湿原では暮らせないのでしょうか。「隠れ住んでいる」というのがピッタリ。
 ハッチョウトンボは人間は怖くないのでしょう、カメラを近づけてもなかなか逃げません。飛び立ったとしても、すぐ戻ってくるか、近くの草に止まってポーズをとっています。小さい割には写真には撮りやすいと思います。
 ただし、生息地を自分で探すのは至難の業でしょう。



タグ:ハッチョウトンボ

コクラン 30個もの花をつける

2017.06.16 17:42|野生ラン・6月

2015/6/16 の記事を改めて掲載しました。

 
 今日見たコクランは、花の数が多かった。 30個ほどもの花をつけていた。
 手元にある二つの図鑑を調べてみると、 カラー版 野生ラン(家の光協会) には、花茎に5~10個の花が咲くと書かれている。
 最近出版された 日本のランハンドブック (1) 低地・低山編(文一総合出版)のほうは、5~15個となっており、5個増えている。
 しかし、ここに載せた写真のコクランは、2倍の個数の花をつけているから驚きである。

 コクランに近いユウコクランは、沢山の花を咲かせるということだが、九州から南に分布しているもので、四国にはないと思われる。
 写真の実物も、花の数が多いこと以外には、ユウコクランの特徴が見られない。







 

タグ:クモキリソウ属 コクラン

ムヨウラン 花三色

2017.06.14 07:40|野生ラン・6月

2016/6/14 の記事を改めて掲載しました。


 ムヨウラン属は、四国に、9種類ほどあるが、いちばん綺麗に花を咲かせるのは、このムヨウラン(狭義の)だと思う。
 ほかのは、クロムヨウランのように絶対咲かないと構えて、蕾のまま落ちてしまうのもあれば、ホクリクムヨウランのように、花がひとつ、下向きに僅かに開くだけといった具合である。
 ムヨウランは、平開とまではいかないが、ほかのに比べると、大きく開く。何よりも良いのは、すべての花が一斉に咲き揃うことだ。
 ムヨウランは、花の色にも個体によって変化があって、多彩だ。  写真下左端がふつうの標準的な色で、次が赤みかかった色、右端は非常に紫色が強い。



タグ:ムヨウラン属 ムヨウラン

Dendrobium loddigesii は、帰化するか!?

2017.06.08 07:53|ラン of 世界

2016/6/8 の記事を改めて掲載しました。

 
 庭のキンモクセイで、Dendrobium loddigesii が、2輪の花を咲かせている。このランは、中国南部やラオス原産だそうであるが、日本のセッコクと同じ属。植物園のラン展ではおなじみの可愛らしい、小型のランである。
 キンモクセイに付けたのは、3年ぐらい前のことだが、花を見せてくれたのは、今年が初めてだと思う。根はしっかりと樹表に張りついている。寒さには、セッコクと比べると、少し弱い様だが、枯れる心配はなさそうである。
 毎年、花を咲かせてほしい。できれば、実を結んでほしい。そして、タネを撒いて、このキンモクセイの上で発芽して、成長し、たくさん花を咲かせてほしい。
 日本の、あちらこちらの、暖かい地方の樹木で、Dendrobium loddigesii が花を咲かせだしたら、ラン科では、第一号の帰化植物になる、という夢のような話。



タグ:6月

ムヨウランとホクリクムヨウランと

2017.06.01 16:57|野生ラン・6月

2016/6/1 の記事を改めて掲載しました。

ムヨウラン(左)とホクリクムヨウラン(右) ムヨウラン(左)とホクリクムヨウラン(右)

ムヨウラン(左)とホクリクムヨウラン(右) ムヨウラン(左)とホクリクムヨウラン(右)

 
 ムヨウランとホクリクムユランとを比較してみた。
 今どき、四国で咲くムヨウラン属は、この他にエンシュウムヨウランとウスキムヨウランがあるが、ムヨウランとホクリクムヨウランはどちらかというと大型の部類に入る。また、両者は独立種とする説もあれば、変種という者もいるし、品種で良いじゃないか考える者もいる。
 初めのうちは、説明を受けても両者の相違点がつかめなかったが、毎年のように観察していると、おおよその区別はつくようになった。といっても、どちらとも判別しがたい個体もあるが。
 前者(ムヨウラン)は、花が良く開いて、全部が咲きそろうが、後者(ホクリクムヨウラン)は、花がほとんど開かないし、開いたとしても一つだけ、ほんの少しだけ開き、花はすべて下向きになっている。
 また、ホクリクムヨウランの花は、花茎の頂部に集まっている傾向がある。



タグ:ムヨウラン属 ホクリクムヨウラン ムヨウラン

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