シュンラン 女雛、こんなに山で出会ったら

2017.03.29 07:45|野生ラン・3月

 
 日本春蘭 女雛(めびな)、牧野植物園のカンラン展示室の入り口に、鉢が置かれていた。
 こんなのに、山で出会ったら、写真を撮るだけで済むだろうか、
 「お前が採らなくても、誰かに採られる」という誘惑に勝てるだろうか。
 この女雛は、相当古くからの有名な園芸品種だと見えて、ネット販売で1万円足らずで手に入る。 だから、罪の意識に苛まれて、山のある(夢のような話だが)を引き抜くことはないのだが・・・










タグ:3月

セイヨウタンポポは、低姿勢じゃないか

2017.03.25 09:35|山野草・3月

 
 近くの畑で、シロバナタンポポとセイヨウタンポポとが咲いている。
 いまは、両方の開花期が重なる時期だから、こんな風景は良く見られる。 シロバナのほうは、4月の後半になると、花はだんだん消えて行って、セイヨウだけの世界になる。
 セイヨウは、外来種で分布範囲を拡げているが、在来種のシロバナを駆逐するようなことはしない。 シロバナが咲いている早春には、見せ場をシロバナに譲って、頭(頭花)を地面に着くほど低くしている。
 人間に、そう見えるだけで、セイヨウのほうは、そんな事は考えていない。 ただ、寒い時期には地面に蹲っている方が、暖かいだけのことで、 結実してタネを飛ばす時が来れば、花茎を伸ばせば良いのだ。









タグ:キク科 タンポポ属 セイヨウタンポポ 4月 5月

ヨゴレネコノメ、 これぞ猫の目

2017.03.23 13:47|山野草・3月
 これが一番「猫の目」の名前にふさわしい。異論のある方もおられるとは思いますが。
 渓谷沿いの、薄暗い場所にあって、中心部が光っている。周りの葉は、緑よりは土色に近い。これが「汚れ」ている見られて、「ヨゴレ」などという汚名をもらったのでしょう。
 しかし、この汚れのお陰で、中心部が金色の光を発しているから、猫の目の雰囲気があるのです。

 「ネコノメソウ」の名のつくものでも、猫の目を連想させてくれるのはヨゴレネコノメソウ以外にはない、と言っても過言ではない。とくに、ヤマネコノメソウは、期待はずれ間違いなし、です。
以下5種をご覧ください。
  イワメコノメソウコガネメコノメソウシロバナメコノメソウタチメコノメソウヤマメコノメソウ

タグ:ユキノシタ科 ネコノメソウ属 ヨゴレネコノメ 3月

 ヒメフタバラン、蕾がふくらむ

2017.03.19 09:11|野生ラン・4月

 
 九州のほうでは、ヒメフタバランが咲いていると、facebookで見たのは、だいぶ前のことだ。
 こちら四国も、もうそろそろかな、と様子を窺ってきた。
 昨年、たくさん見られた所に、まったく見つからない。 数十メートル離れた、谷の側に行ってみると、こちらには沢山の株が出ていて、花茎を伸ばしていた。
 蕾もだいぶ膨らんできていたので、月末頃には開花が見られそう。








タグ:サカネラン属 フタバラン属 ヒメフタバラン 4月

菜の花、さくさくさく・・・

2017.03.17 15:00|山野草・3月
 いま、菜の花があちらこちらで、花盛りだ。強い黄色で、じっと見つめていたら、目が痛くなる。
 昔なら、水田になる前の田圃では、ゲンゲが一面に咲いていたように記憶しているが、 近年はレンゲは少なくなった。








タグ:アブラナ科 菜の花

 アマナ、春は名のみの 風の寒さや

2017.03.15 14:26|山野草・3月

 
 近くに、アマナの自生地かあるので、回ってみた。蕾は見られたが、開いていなかった。
 アマナは曇ったり、夕方になると閉じるが、今日は晴天で、お昼の時間と言えば、絶好のはずだった。
 北風が寒かったので、周りの雑草に隠れて、首をすくめている感じだ。ここら辺りでは、開花はも少し先になりそう。









 

タグ:ユリ科 アマナ属 アマナ 3月

 カンラン、とられた!

2017.03.14 14:05|野生ラン・3月
左=2015/9/22、右=2017/3/14 撮影 左=2015/9/22、右=2017/3/14 撮影  カンランの株が採られて、なくなっていた。
 このカンランの場所には、毎年のように行って、写真を撮ってきた。
 一番古い写真は、2007年11月に撮っている。以来、10年近くにもなろうかという付き合いであった。
 一昨年には、花茎が伸び始めていた(写真左)が、5cmほど伸びたところで、腐ってしまい、 長年念願の開花を見ることができなかった。
 昨年の秋も何回も訪問したが、花芽がでなかった。
 だから、今年の秋は、どうか出てほしいと思っていたのだが、 今日行ってみたら、消えていた(写真右)。

 山道の側にあって、人目の付きやすいとはいえ、この道は今では、人が通行することはない。 10年近く無地に育ってきたのだから、花を見ることができるのじゃなかろうか、と心待ちにしていたのだが、甘かった。
 私以外のも、気が付いていた人がいたのだろう。その方は、山で花を咲かすカンランよりも、鉢植えにしたかったのだろう。




 

タグ:3月

雄バチを誘惑するラン オフリス Ophrys

2017.03.12 19:35|ランのたくらみ

2013/2/20 の記事を再度掲載しました。

 ヨーロッパに分布するオフリス属 Ophrys のランを紹介します。このランは、花が雌のハチに化けて、雄のハチを誘惑するそうです。
 ここには、9種類のオフリスに登場願いましたが、このほかにも沢山あって100種を超える。そして、それぞれの種類のオフリスの花に良く似たハチ(ハナバチなど)がいるそうです。
 雄バチは当然雌バチを探がして飛び回るのですが、そこに雌バチに扮装(擬態)したオフリスがいて、飛びつくということです。何でも姿形が似ているだけでなく、それぞれの雌バチ特有のフェロモンに似た香りを発散させているというから恐れ入ります。
 雄バチは、あちらこちらの偽雌バチを飛び回って花粉の運び屋をやらされる。
 なお、偽雌バチばかりで、被害者の雄バチの写真がないのが残念ですが、植物の私生活(山と渓谷社) で紹介されています。
 擬態と言えば昆虫が、植物の幹や葉っぱにそっくり化ける姿を思い浮かべる。植物が昆虫に化けるのは、ラン以外にあまりないのではなかろうか。






世界のラン、いろいろ Bulbophyllum picturatum

2017.03.11 19:24|ラン of 世界

2012/3/1 の記事を改めて掲載しました。

Bulbophyllum picturatum Bulbophyllum picturatum  ミヤマムギラン Bulbophyllum japonicum と同じ属です。形も似たところがありますが、大きさは数倍大きく、バルブはピンポン玉ぐらいあります。これは愛好家の温室で冬の最中に咲いていますが、原産地は熱帯アジアです。
 Bulbophyllum マメズタラン属 は、世界的には2000種を超える大所帯ですが、その姿形は千変万化。日本にあるのは マメヅタランムギランミヤマムギランなど8種程度です。

翁草も 冬眠からお目覚め

2017.03.09 09:04|山野草・3月

 
 庭のオキナグサが葉っぱを出し始めた。
 寒の戻りで、寒さにビックリしているかもしれないが、この種の植物は、昼間が長くなるのに反応して、顔をだすのか。
 それに、良く見ると、葉っぱは表面を産毛に覆われていて、防寒対策はしていると見える。
 この株は、4・5年前に、「四国カルストで花道楽」さんところから、鉢植えで、我が家の庭に引っ越してきた。 以来、芝生の中で無事に育って、毎年のように花を咲かせてくれる。 野生のものは、絶滅状態だということで、まだ見たこともないが、庭で世話もしないのに元気だから、 自然のものも人手を加えなければ(採取しなければ)、生き残っているはずだ。




タグ:キンポウゲ科 オキナグサ属 オキナグサ 3月

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