シモバシラに霜柱が

2016.12.29 08:26| 山野草

2012/12/13 の記事を改めて掲載しました。

 
 このごろ、四国カルストで花道楽に、しばしば、シモバシラが登場するものだから、私も、近くのシモバシラを見てきました。やっぱり、霜柱が付いていました。昨年よりも、ずっと出来が良いみたいです。
 後期高齢者に仲間入りすると、早寝早起きは得意ですが、寒さには弱い。撮ったのは、10時になっていましたが、この時間で丁度でしょうか。
 なお、花道楽さん所では、さすが、檮原だけに、いろいろな枯れ草に、美しい霜柱ができるようですが、ここのは、シソ科のシモバシラです。




  

カヤラン もう蕾をつけている

2016.12.27 09:55|カヤラン

2015/12/25 の記事を改めて掲載しました。

もう蕾が見える。

春、花を咲かす。

 
 カヤランがもう蕾を付けている。
 2本の花茎がぶら下がっていて、よくよく見ると蕾がジグザグに付いている。
 4本の棒のようなものが見えるが、これは果実。ふつうランの果実はラグビーのボールみたいな形をしているが、これはちょっと変わっている。
 カヤランが花を咲かせるのは、春四月である。しかし、花芽は晩秋には出来ていて、蕾のまま寒い冬を越す。そして、春を迎えて暖かくなると開いて、黄色い可憐な花を咲かす。




コオロギラン、杉林でないところにもある!・・・今年の大発見

2016.12.24 10:01|コオロギラン

2012/12/19 の記事を改めて掲載しました。

常緑広葉樹林。雨で暗かった。

小さなコオロギランの周りは、広葉樹の広い葉っぱばかり。杉の落ち葉は、まったくない

 
 コオロギランは、命名者である牧野博士ゆかりの横倉山が唯一の自生地だ、と一昔前は言われていました。しかし、今では、私がしっているだけでも、5箇所はあります。
 それは、杉林です。水田や畑であったところに杉を植林したところも、2・3箇所あります。ですから、コオロギランは杉林にのみ生える。少なくても、杉の落ち葉が積もっている場所に生える。そう思い込んでいました。
 ところが、今年の9月、土佐植物研究会の例会で案内してもらったコオロギランの自生地は、私の「常識」を覆すもので、今年一番の大事件でした。
 「ここでは周辺には全くスギは無く、ほとんどがウラジロガシ,シロダモ,アカガシ,ヤブニッケイ,ハイノキ,アセビ,シキミ,ヒサカキなどの常緑広葉樹である.」( 土佐植物研究会のニュースレター
 この自生地は、あまり広くはなく、コオロギランの株数も少ないようです。しかし、これからは「杉の落ち葉がないないところにもある」という観点から探してみたら、存外あるかも知れません。




見上げれば、ヤマハンショウヅル

2016.12.22 14:37| 山野草

2015/12/16 の記事を改めて掲載しました。

 
 ヤマハンショウヅルは、四国では数年前に発見された。それを友人の案内で初めて見ることができた。
 この仲間のセンニンソウやボタンヅルは、沢山あってあちらこちらで見かけるが、夏から秋にかけて咲く。
 この寒い冬には、たいていのものは花は終わって果実になっているはずだ。最近見つかって珍しいこともあり、ほかの花がない時期に咲くこともあって、遠路はるばる詣でる人も多いようだ。
 この花は蔓植物で、高い樹を頼りに蔓を伸ばして、その樹の頂上で咲く。根元は、大きいものは人の腕ほど(あるいはそれ以上)ある。フジを思わせるが、フジのように樹に巻きついて絞めることはない、と見た。
 この花は、高い樹が頼りである。草原ではやっていけない。たとえばヒノキの植林などが適地らしいが、植林には蔓は大敵である。蔓が巻きついているのを見つけたら、山主は切ってしまう。
 しかし、最近は山の手入れも怠りがちだ。が、ヤマハンショウヅルにとっては、これが救いになる。これから生育地を拡大していくか、どうか?




 

Liparis gibbosa クモキリソウ属の仲間

2016.12.21 20:27|ラン of 世界

2010/12/13 の記事を改めて掲載しました。



これは Liparis gibbosa 、日本のクモキリソウ属の仲間。インドシナなど東南アジアに広く分布しているそうです。こんなの野生の姿を見たいものですが、実情は友人の温室で撮らしてもらいました。
 この属は、日本ではクモキリソウコクランジガバチソウスズムシソウセイタカスズムシフガクスズムシササバランギボウシランなど20種類近くあるようです。
 しかし、世界には熱帯アジアを中心に
450を超える種が分布しているそうです。そのほんの一部ですが、世界のラン科植物に載せました。日本の地味なクモキリソウ属を見慣れている私たちには、外国の Liparis は変ったのや派手なのやあって驚きです。





ツユクサシュスランはパソコンの中にあった 

2016.12.19 16:49|シュスラン属

2015/1218 の記事を改めて掲載しました。

2012/10/1 撮影

子房、萼片、苞葉の腺毛が見える。

 
 ツユクサシュスランを今年初めて見た。
 前から手元にある図鑑 カラー版 野生ラン(家の光協会出版) では、この花は四国にはない。「九州西部および南部から琉球列島にかけて常緑広葉樹林の林床に生える」と書かれている。だから名前は一応知っていたが、実物にお目にかかることはあるまい、と思っていた。
 ところが、愛媛県の友人が自生地へ案内してくれると言う。愛媛県と九州は海を隔てているが、距離的には近いし、温暖化の影響もあるかも知れないなどと思いながら、期待していた。
 下調べのつもりで、図鑑を開くと、アケボノシュスランとは変種の関係にあり、良く似ている。
 もしかしたら、これまでに撮ったアケボノシュスランの中に、ツユクサシュスランが混ざっているかも知れない。アケボノシュスランの自生地3所のフォルダーを開いて、逐一チェックした。
 あった! 2012年に撮った、一つの自生地の写真の中に、ツユクサシュスランに間違いないと確信できるものがあった。
 今年の春、出版された 日本のラン ハンドブック ① 低地・低山編 にも、その分布域に「四国」はない。しかし、ツユクサシュスランは四国にもある。アケボノシュスランだと決めつけていたものの中にもあるかも知れない。お暇なときに、撮り貯めた写真を見なおしてみたらどうでしょう。



 ツユクサシュスランのページには、次のように書かている。
アケボノシュスランと似ているが、本種の方が全体に大きく、花茎がより長く伸び、花序、子房、萼片と苞葉の外側に腺毛があることが明瞭な区別点である。しかしながら、両者の区別がむつかしい個体もある。




Bulbophyllum medusae 美女メドウーサの髪

2016.12.17 10:34|ラン of 世界

↑ 下から撮ったもので、唇弁など花の中心が見えます。

 
 およそ2100種もある Bulbophyllum (マメヅタラン属) の中には、いろいろと変った花があります。
 この写真は Bulbophyllum medusae バルボフィラム・メドウーセ  で、タイやボルネオなど熱帯にあるものです。ひとつの花から3本の白髪(花弁、正確には萼片?)が垂れています。その花がたくさん集まって白髪頭みたいに見えます。
 ギリシャ神話の美女メドウーサの髪の毛はたいへん美しかったとかで、学名はそれに因んで種小名 medusae がつけられています。メドウーサは後に呪いをかけられて髪の毛を全部蛇に変えられたというお話です。




Bulbophyllum マメヅタラン属 2種

2016.12.16 12:24|ラン of 世界

2010/12/8 の記事を改めて掲載しました。

Bulbophyllum gracillimumBulbophyllum gracillimum  12月に入ると、日本のランは大体お仕舞いですが、洋ランの方はこれから咲くものも多い。といっても温室での話です。
 農家の方が趣味で原種の外国のランを作っておられます。そこの温室で撮るのですから、野山を駆けずり回って1日にひとつ出会えるかどうかの苦労と比べると楽といえば楽です。その替わりひとさまがお金をかけて、一生懸命に育てた成果を頂くのですから、厚かましいと言われても仕方ありません。
Bulbophyllum fascinatorBulbophyllum fascinator  左上は、Bulbophyllum gracillimumで、右下が Bulbophyllum fascinatorです。日本のマメヅタラン属は、 マメヅタランムギランミヤマムギラン など6種ぐらいですが、世界ではおよそ2000種があると言われています。
 Bulbophyllum は、世界中に広く分布しますが、熱帯アジアが中心ですから日本などは北限に位置する言っても良いかもしれません。ここに載せた2種は日本のものと比べると、花は大きいですが、形はミヤマムギランに少し似ていませんか。




ヤクシマアカシュスランも種まき

2016.12.12 17:20|ヒメノヤガラ属

2015/12/9 の記事を改めて掲載しました。

開花期、9月10日撮影

 
 ヤクシマアカシュスランは、ランの中では、開花時期が遅く、だいたい9月になってから。
 でも、今はもう果実が割れてタネを撒いている。撒き終わって空っぽになった殻も見える。
 小豆ほどの小さな果実だが、中には沢山のタネが入っている。これが撒き散らされたとしても、発芽して花を咲かせる株に成長できるのは、いくつあるのだろう。
 おそらくゼロに近いのではないか。もし、一粒でも育っていれば、数年のうちに、このあたり一面ヤクシマアカシュスランだららけになるはずである。




牧野植物園でキイレツチトリモチ開花 !!!

2016.12.09 05:52|12月の山野草
 牧野植物園でキイレツチトリモチが開花とのこと、ビックリ !!!
 高知県で発見されたのは、最近のことだ。 「2年前に種子をトベラの株元にまきました。 まさか2年で花を咲かせるとは職員もびっくりです。」とのことだ。
 できたら、ツチトリモチもミヤマツチトリモチも園内で咲かせてもらったら、ありがたい。









11 ← 2016/12 → 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

記事の分類

最近の記事

検索

記事一覧

月別アーカイブ

メール

お名前 ↓
あなたのアドレス ↓
件名 ↓
本文 ↓

 

Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

車に乗るとき、降りるとき