コオロギランは いくつ花を咲かすの?

2016.08.30 16:41|コオロギラン

2015/8/25 の記事を改めて掲載しました。

1番目の花は萎み、2番目が咲いている 1番目の花も残っていて、2輪開花状態

 
 コオロギランが、見事に、たくさんの花を咲かせている。
 これは、株が固まって生えているのであって、一株がこれほどの数の花を付けている訳ではない。
 それでは、コオロギランは一株あたり何個の花を咲かすのか。手元の図鑑 日本のラン ハンドブック①低地・低山編 を見ると、「1-4個の花をつける」と書かれている。
 コオロギランの写真を撮り始めて、もう十数年になる。訪問した自生地も5・6カ所になる。撮り貯めた写真をざっと点検してみたら、やはり「1-4個」のとおりであった。

 コオロギランは、下の花から上の花へと順番に咲いていく。これは他のランにも共通することだ。違うのは、同時に咲くのではなく、最初の花が咲き、萎んだら、次の花が咲くという順序を踏む。最後の花が咲くころは、最初の花は果実になっている。
 同時に2つの花を咲かせている株を見ることは、非常に珍しい(1番下の写真)。

 コオロギランは「1-4個の花をつける」が、一番上の4番目は蕾のまま終わる(蕾といえないほど貧弱である)。だから、「いくつ花を咲かせるのか」という質問には、「1-3個」と答えるのが正確だと思う。

 「0個」ということはないか、つまり、一つも花をつけないことはないのか。これはない。もし虫にやられたりして、花が咲かないことはあるかもしれないが、地上に現れる株は、少なくても1個の蕾をつけているはずである。
 コオロギランは花を咲けせ、実をつけ、種をまくために地上に姿を現すのであって、日光浴(光合成)をするためではない。


   

コオロギラン、 こんなに小さかったか!

2016.08.29 09:00|コオロギラン
 
 コオロギランを、初めて見たとき、こんなにも小さかったか、と思った。
 この花は近くにもあって、ここ十数年、毎年何回か訪れて満足するぐらい見てきた。それなのに、その年の最初のコオロギランを目にしたときは、その小さいことに驚く。
 満月のような、まん丸い唇弁の直径は、およそ4mmほどらしいから、全体の大きさ(小ささ?)も推し量ることができる。




イヨトンボ 土佐に生えても 伊予トンボ

2016.08.27 07:31|ミズトンボ属

2015/9/7 の記事を改めて掲載しました。

 
 最初にイヨトンボを見たのは、10年ほど前のこと。
イヨトンボ 土佐に生えても 伊予トンボの一句がきっかけあった。 これは素朴堂草流舎(高知県いの町)に載っているが、「イヨトンボ」で検索して、ここにヒットして・・・。
 和名イヨトンボは、愛媛県で最初に発見されたことに因んで、牧野富太郎が名づけたそうである(日本のランハンドブック (1) 低地・低山編 )。
 しかし、学名Habenaria iyoensis (Ohwi) Ohwii のほうには牧野富太郎の名は出てこないが、なぜだろう。
 イヨトンボは、本家の愛媛県では、「近年の確認記録がなく県内における現状は不明である」という現状であるらしい。
 高知県植物誌(2009年発行)では、7カ所の自生地が記録されているから、本家よりも分家のほうが繁盛している。







カシノキランの花、だんだん色づく

2016.08.26 06:51|カシノキラン属

2015/8/28 の記事を改めて掲載しました。

 
 秋になって、柿の青い実が赤くなるように、花もだんだん色づくものがある。カシノキランもその性質を持っている。
 上の写真は8月22日に撮ったもので、下は8月26日のものである。4日の間にこんなに華やかな色に変わる。


マイサギソウ、つかのまの乱舞

2016.08.24 14:07|ツレサギソウ属

左は12個。右は35個か、それ以上

 
 マイサギソウの花々が舞い降りてくる。その数、35個か、もっとあるか。
 普通、マイサギソウの花は、一本の花茎に15程度である(写真下左)。だから、35個もあれば、普通の2倍以上あって、その花序は竜巻の柱のように見える。
 ここへは、半月ほどたってから行ったが、もう無かった。まるで、幻のように消えていた。
 友人の話では、今年は出なかったそうである。




カシノキランは、やはり樫の木がにあう

2016.08.24 10:30|カシノキラン属

2015/8/29 の記事を改めて掲載しました。

 
 山深い谷の流れのすぐ側に生えている樫の木に、このカシノキランは付いていた。
 最初にカシノキランを見たのは、山道に落ちている杉の枝に付いて花を咲かせていたが、やっぱりカシノキランは樫の木に付いているのがお似合いだと思う。

 谷の両側は急な斜面になっているから、木の根元から少し離れた斜面に立てば、カシノキランは水平な位置にある。
 根元に降りて、木に寄り沿うように立てば、一番下の花は手の届くほどの高さにあって、下から見上げることになる。
 カシノキランは、4・5枚の葉を扇のように拡げていて、その下に、花房が垂れ下がっている。下から見上げれば、花を正面から見ることになる。




コバノタツナミ? 葉っぱはシソバ

2016.08.23 13:51| 山野草

2014/8/29 の記事を改めて掲載しました。

 
   6月も末近く、高知県の1300mほどの高い山で撮りました。
 葉っぱの美しさに惹かれて、藪の中に入ってシャッターをきりながら、まず頭に浮かんだのが、シソバタツナミです。

 帰って写真を友人に見てもらったところ、「コバノタツナミに近い」ということ。
 確かに、姿はシソバタツナミではなく、コバノタツナミだ。
 しかし、コバノタツナミならこれまで良く見ているのに、こんなに綺麗な模様のあるのは初めてです。
 もしかしたら、もしかしたら、ちょっと珍しいものを発見したのじゃない!?





ヒナノシャクジョウ これぞ満開!

2016.08.22 06:56| 山野草

2010/8/5 の記事を改めて掲載しました。


先が白いものは蕾、薄黄色のものは開花前、茶色のは萎んだものでもう咲かない。
先が白いものは蕾、薄黄色のものは開花前、茶色のは萎んだものでもう咲かない。
 ヒナノシャクジョウの仲間(同じ科)には、ほかにシロシャクジョウ、キリシマシャクジョウ、タヌキノショクダイなどがありますが、私はシロシャクジョウ以外はお目にかかっておりません。
 あちこちで目に付くのがヒナノシャクジョウです。薄暗い山道を歩いていて、白い金平糖の粒が落ちていると思ったら、ヒナノシャクジョウです。
 というわけで、ホームページやブログにたくさん載っていますが、その半分以上は花の咲いていない写真です。花が凋んだ状態で見つかることが多く、花が開いたのを見つけたらラッキーと思って良いでしょう。 
 カメラにヒナノショクジョウが開花株が二つ並んで収まることは、なかなかありません。ひとつの株に二つの花が咲いているのも、そうそうないことです。自慢の写真を一度に大公開!





ムカゴソウに、7年ぶりに会う

2016.08.17 16:09|ムカゴソウ

 
 7年ぶりに、ムカゴソウに出会えた。
 2009年に、初めて見て、ホームページにも載せたが、その後、同じ場所に行っても、見つからなかった。
 今回は、隣の県まで遠出して、4株のムカゴソウを見ることができた、ラッキー。
 この花を見つけるのも、老眼ではやさしいことではない。車道沿いに150mほどの範囲にあることを、友人から教わって、必ずあると信じて歩いたが、無い。
 半分諦めて引き返す途中で、最初の一株を発見した。これをカメラに収めて、駐車場の車の近くで、さらに二株。その一つは、立派な株であった。ここに載せたのがその株。
 




庭木も大木になれば、キバナノセッコクに ムカデランも

2016.08.09 07:58|野生ランいろいろ

2015/7/24 の記事を改めて掲載しました。

 
 民家の庭の大木に、キバナノセッコクが二株、花を咲かせていた。
 ふと気が付くと、目の前にムカデランが重なりあって、花を咲かせていた。
 庭木もここまで大きくなると、いろいろと身に纏うものと思われる。

   ムカデランは、近くの神社から、台風で落ちていたのを拾ってきて、くっ付けたものだろう。しかし、それは最近のことではありえない。どう見たって、数十年前のことだろうと想像する。
 キバナノセッコクのほうは、この高さからすると、あるいはタネが飛んできてここで発芽したかもしれない。それとも、庭木がまだ小さい時に、くっ付けたもので、庭木が成長して、この高さになったのかも知れない。
 いずれにしても、この庭木には、自然林の中の一本の大木の風情が感じられる。




 




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Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

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