残すのは足跡だけ、 でも・・・

2013.05.24 06:03|いろいろ
 昔(17世紀から20世紀中期)、ヨーロッパでは、プラントハンター(Plant hunter)という職業があったそうな。
 イギリスなどは、植物の種類は貧弱だから、世界を駆け巡って、珍しい植物を採取して、本国へせっせと送った。
 今では、アジアの国々も自国の植物を勝手に持ち出すことはできないが、当時は経済力と軍事力を背景に好き勝手出来たでしょうね。
 今は、フォトハンター(Photo hunter)という新語があります。野生の植物をむやみに採るのはやめて、写真を撮る、という主旨。撮るのは写真だけ、残すのは足跡だけ、というわけです。
 しかし、残す足跡にも、大いに問題があります。大勢の仲間が、あるいは、山野草愛好会とか、植物研究会とかの団体が、珍しい植物の自生地へ押しかけたら、良いわけがありません。
 花の写真を撮る楽しみさえ、植物を絶滅へ追いやる一因になりうることを念頭に置いて行動したい、と自戒しています。  

ウスキムヨウラン 今年はお休み?

2013.05.23 06:31|野生ラン・5月
左は花盛り。左は昨年の果実の殻 左は花盛り。左は昨年の果実の殻  1mほど離れて、ウスキムヨウランの株がありました。左側の株は20本近い花茎を出して、いま花盛りといったようすです。
 右のほうの黒々としたのは、昨年の花茎と果実の殻です。こちらは花茎の本数は、右側の3倍はありそうです。昨年の花時には、見事だっただろうと想像します。  しかし、右の株には、今年の花が見えません。よくよく株の根元を調べると、数本のよわよわしい、新しい花茎が出始めていました。おそらく、昨年、たくさんの花を咲かせて体力を使い果たしたので、今年は休養している状態だろうと考えます。
 左の、たくさんの花を咲かせて株には、昨年の花茎が1本も見当たりません。長い年月をかけて、地下で蓄えて養分を、今年一挙に使って、花咲かせたのです。 

タグ:ムヨウラン属 ウスキムヨウラン 5月 6月

ギンリョソウ 中に明かりが灯っている

2013.05.07 20:04|山野草・7月
左は普通のもの。右のは、ピンク色が透けて見える。 左は普通のもの。右のは、ピンク色が透けて見える。  今の時期、山を歩いていると、ギンリョウソウに良く出会います。
 イチヤクソウ科ですが、いわゆる腐生植物で葉緑素をまったく持たない。透き通るような白さが特徴で、暗い場所でも目立ちます。
 今日もたくさんのギンリョウソウを見ました。その中にちょっと変ったのがあったので紹介します。写真の左側は普通のギンリョウソウですが、右のほうは、ちょっとピンクに染まっています。中に明かりが灯っていて、それが透けて見えるような感じです。  

タグ:イチヤクソウ科 ギンリョウソウ

ハルザキヤツシロラン 4つ花つける

2013.05.03 07:09|野生ラン・5月
 先日、友人の案内でアキザキヤツシロランの自生地を見て廻りました。「今年はたくさん出ているようだ」とのことでしたが、4つ花をつけたのが見つかりました。
 手許の図鑑「カラー版 野生ラン」 のハルザキヤツシロランの項には「花数が少なくて1~2個」と書かれています。しかし、3個の花をつけた株は、そんなに珍しくありませんので、私は「1~3個」と訂正しました。
   が、4個となると珍しい。なお、これも友人の案内で昨年、5個の花をつけた株を見ました。彼は6個のもあるはずだと言っていますが、可能性はあります。

 なお、ハルザキヤツシロランは オニノヤガラ属 の1種です。
 その中で、○○ヤツシロランと名のつくのは、四国では3種あります。春に咲く ハルザキヤツシロラン と、秋に咲く アキザキヤツシロランクロヤツシロラン です。
 秋に咲く2種のヤツシロランは8個ぐらいの花をつけることも、珍しいことではありません。

タグ:オニノヤガラ属 ハルザキヤツシロラン

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