バルブは鶏の卵ほどもある Bulbophyllum phalaenopsis

2013.02.26 07:18|ラン of 世界
 前に、世界最大のラン Grammatophyllum speciosum グラマトフィラム・スペシオサムを紹介しましたが、これも相当大きなランです。
 名前はBulbophyllum phalaenopsis(バルボフィラム・ファラエノプシス)といって、日本のムギランと同じ属です。
ニューギニア島原産のこのランは、バルブの大きさが鶏の卵ぐらいあります。ムギランのバルブは、名前のとおり麦粒のぐらいです。葉も大きくて、幅が手のひらぐらい。
 花の方は、ここをクリックしてご覧ください。






長い距のランAngraecum sesquipedale と長い口吻のスズメガ

2013.02.18 15:30|ラン of 世界
 牧野植物園のラン展は、先の日曜日で終了しましたが、撮ってあった写真を登場させました。
 学名は、Angraecum sesquipedale アングレカム・セスクィペダレ。種小名 sesquipedale はラテン語で「1フィート半」という意味らしいですが、実際は30cm程度ですが、ご覧のように長いことは長い。
   進化論を唱えたダーウィンが、この細長い距の底に溜まった密を吸うことのできる蛾がいる筈だ、と予見したそうです。そして実際に、このランの距の長さに見合った、長い口吻をもつキサントバンスズメガが発見された、とのこと。

コブラオーキッド Megaclinium platyrhachis

2013.02.16 07:00|ラン of 世界
 牧野植物園のラン展で、衝立の前に鎮座してますのは、メガクリニウム・プラチラキス Megaclinium platyrhachis でございます。
 今は、Bulbophyllum platyrhachis とする説が有力です。この仲間には、日本では、 マメヅタランムギランミヤマムギランなど 自生していますが、どれと比べてもまったく似ていません。
 こげ茶色の、平たいヘラのようなのが、このランの花茎です。ちょっとコブラの頭に似ているので、コブラオーキッドとも呼ばれます。
 ヘラの中央に、一列の並んだのが花です。まるでダニかのようにヘラ(花茎)にかきついていますので、花の中は写りませんでしたが、これは仕方ない。
 余計なお世話かも知れませんが、後ろの衝立は余分だと思います、いかがでしょうか。

デンドロビュームのお花畑

2013.02.15 10:27|ラン of 世界
 また、牧野植物園へ行ってきました。
 このコーナーは、デンドロビューム(日本でいうセッコク属)が展示されています。鉢が見えないように、表面を苔で覆ってあります。まるでお花畑のようですが、この属の多くは着生ランですから、地面に並んでいるのは不自然といえば不自然です。
 11枚のラベルが並んでいますから、たぶん、それだけの種類のデンドロビュームがここにあるということです。 この中から、ホームページ 世界のラン科植物 に新たに DendrobiumpseudoglomeratumDendrobium cuthbertsoniiの2種を加えることができました。
 それにしても、この大きなラベルは目立ちすぎます。このお陰で学名を知ることができて大助かりですから、文句を言える筋ではありませんが、一工夫欲しいと思います。

嘆きのクレイソセントロン Cleisocentron merrillianum

2013.02.07 08:02|ラン of 世界
 牧野植物園で今、ラン展をやっています。これを楽しみにしていて、毎年必ず行きます。
 宣伝チラシを見ると「幻想的な青いラン」にスポットライトを当てているような感じでした。「幻想的な青いラン」が3種類、暗くて狭い場所に置かれて、青いライトを浴びていました。
 その一つが、この写真のクレイソセントロン・メリリアナム Cleisocentron merrillianum。この写真じゃランが可哀想ですが、私の技術じゃどうにもなりません。(牧野植物園のホームページにも載っていますが、私の写真とどっこいどっこいだと思う)
 このランの花は、こんな色じゃありません。牧野植物園が作った宣伝用チラシにもこのランが載っています。もっと上品な色です。こちらは、自然な光の中で撮影したものと想像します。
 私のホームページにも載せてありますから、ぜひご覧ください。展示されたものと比べたら、株も花も貧弱ですが、少なくても花の色は、こちらが実物に近いはずです。

ナナちゃん Pterostylis nana 、いま花盛り

2013.02.04 04:51|ラン of 世界
 このランは、学名 Pterostylis nana(プテロスティリス・ナナ)。属名の方はちょっと舌を噛みそうな発音ですが、ここでは種小名のナナちゃんで呼ぶことにしましょう。
 ナナちゃんは、この冬の一番寒い時期に花を咲かせます(温室に入れなくても)。そして春、暖かくなるころには、花、茎、葉、地上部のすべてはなくなり、休眠に入ります。日本の地生ランとは、正反対の生活サイクルです。変だ。
 図鑑で調べたら、ナナちゃんは、「オーストラリアに自生するランで、冬季には地上部は枯れて休眠する」ということです。オーストラリアといえば南半球で、今が真夏です。だから、ナナちゃんにとっては、今が「夏」ということでしょうか。
 ナナちゃんは、「緑色の頭巾」という愛称を持っているそうです。また、現地では、カタツムリの頭にたとえられるそうです。側萼片の先端が棒のように延びて、カタツムリの眼に見立てたのでしょう。
   ちょっと眼には、私たちには、ラン科の花には見えませんが、世界には常識はずれの、個性的な花があるものですねえ。
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Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

車に乗るとき、降りるとき