キバナシロタンポポも咲き始めた

2018.02.16 12:00|山野草・2月
キバナシロタンポポ

シロタンポポ セイヨウタンポポ

 
 近くの草原で、キバナシロタンポポが咲き始めた。
 高知県植物誌(2009年)には、載っていなかったが、その後に、あちらこちらで自生地が見つかったものだ。 高知県植物誌作成のため、数年間、大勢のボランチアが高知県内全域を調査したが、その時は確認できていなかった。 もちろん、急に生え出すということはないから、見逃していたということだろう。
 花の色が、セイヨウタンポポとシロバナタンポポとの中間にあるし、同じ時期に咲く。また、シロバナタンポポは、雄蕊の黄色が周りに映えて、全体として薄い色に見える。こうしたことが見逃していた原因だろうか。
 昨日訪れた場所でも、この3種のタンポポが咲いていた。なお、セイヨウタンポポは、外来種だが、あとの2種は在来種である。 そして、ここ数年の観察では、在来種のほうが多くて、外来種はむしろ少ない。
 外来種が在来種を駆逐する、というのは、ここでは見られない。




タグ:キク科 タンポポ属 キバナシロタンポポ 2月 3月

白梅の 花の隙間の 青空が好き

2018.02.12 10:23|山野草・2月

2014/2/10の記事を再度掲載しました。

往きに見て帰りにも見つ白梅の花の隙間の青空が好き

安立スハル

 
 昨日散歩していたら、あちこちで梅が咲き始めていました。
 白梅の花を見ると、毎年、この短歌を思い出します。
 短歌に詳しいというほどではなく、もちろん一首もつくったことはない私ですが、安立スハルの歌はほんとに好きです。
 現代の歌人140 で初めてこの歌人を知りました。歌人140人のうち、ほとんどが難解で、何回読み返してもわかりませんが、この女性の歌は共感できました。

 もう二首、  

金にては幸福は齎されぬといふならばその金をここに差し出し給へ

いつもいつも善き人なればむらむらと厭ふ心湧けりああすべもなし








 

タグ:ウメ

シロバナタンポポ、はやばやと

2017.12.22 11:29|山野草・12月

 
 近くの農道を歩ていたら、シロバナタンポポが花を咲かせていた。 もうタネを付けているのも、とっくにタネを飛ばしてしまった株もある。
 今日は冬至で、一年で一番、日の短いときだし、 春の花だと思っていたシロバナタンポポがこんなにも早く咲くものか、とビックリした。




ツチトリモチ 四国に三兄弟

2017.12.18 10:04|山野草・12月

2015/12/2 の記事を改めて掲載しました。

キイレツチトリモチ

ツチトリモチ ミヤマツチトリモチ

 
 今年、初めてキイレツチトリモチというのを見た。最近、高知県で発見されたそうで、友人に連れて行ってもらった。
 1910年に、鹿児島県で発見されたものに、牧野富太郎博士が新種記載したもので、四国で発見された場所は北限および東限を更新したことになるという。地球温暖化の影響もあるかもしれない。
 四国には、ツチトリモチ科はツチトリモチミヤマツチトリモチがあったので、三種そろった。いずれも、樹木の根に寄生するが、その樹木はそれぞれ違う。他にまだ数種あるようだが、九州から沖縄にかけての南方系らしい。
 ミヤマツチトリモチは、標高が1000mを超えるような高い山のカエデに寄生する。
 ツチトリモチは、身近な里山にもあって、クロキ、ハイノキ等に寄生する。四国では、これが一番多くお目にかかることができる。
 今回発見されてキイレツチトリモチは、海岸に近い場所で、トベラやシャリンバイなどの木の根に寄生する。




タグ:ツチトリモチ属 ツチトリモチ ミヤマツチトリモチ キイレツチトリモチ

見上げれば、ヤマハンショウヅル

2017.12.14 08:52|山野草・12月

2015/12/16 の記事を改めて掲載しました。

 
 ヤマハンショウヅルは、四国では数年前に発見された。それを友人の案内で初めて見ることができた。
 この仲間のセンニンソウやボタンヅルは、沢山あってあちらこちらで見かけるが、夏から秋にかけて咲く。
 この寒い冬には、たいていのものは花は終わって果実になっているはずだ。最近見つかって珍しいこともあり、ほかの花がない時期に咲くこともあって、遠路はるばる詣でる人も多いようだ。
 この花は蔓植物で、高い樹を頼りに蔓を伸ばして、その樹の頂上で咲く。根元は、大きいものは人の腕ほど(あるいはそれ以上)ある。フジを思わせるが、フジのように樹に巻きついて絞めることはない、と見た。
 この花は、高い樹が頼りである。草原ではやっていけない。たとえばヒノキの植林などが適地らしいが、植林には蔓は大敵である。蔓が巻きついているのを見つけたら、山主は切ってしまう。
 しかし、最近は山の手入れも怠りがちだ。が、ヤマハンショウヅルにとっては、これが救いになる。これから生育地を拡大していくか、どうか?




 

タグ:キンポウゲ科 センニンソウ属 ヤマハンショウヅル12月

牧野植物園でキイレツチトリモチ開花 !!!

2017.12.11 07:52|山野草・12月

2016/12/9 の記事を改めて掲載しました。

 牧野植物園でキイレツチトリモチが開花とのこと、ビックリ !!!
 高知県で発見されたのは、最近のことだ。 「2年前に種子をトベラの株元にまきました。 まさか2年で花を咲かせるとは職員もびっくりです。」とのことだ。
 できたら、ツチトリモチもミヤマツチトリモチも園内で咲かせてもらったら、ありがたい。









タグ:ツチトリモチ属 キイレツチトリモチ

ツチトリモチ、花なのか わからない

2017.11.09 05:26|山野草・11月

 
 四国には、ツチトリモチ科は3種あって、一番ポピュラーなのが、このトチトリモチだが、花の構造がどうも良くわからない。
 真っ赤な卵型の表面を覆っているのが花だ、ということになっている。だから、この赤い卵は、ツチトリモチの花穂とであり、花は微小で、無数(おそらく数千個)。
 この花は全部雌花であって、雄花はない。ここに写っているのは、すべて雌株である。それじゃ、雄株はどこだ? という疑問が起こるが、見つかっていないそうだ。 これは、おかしい。が、この話はまた後日。

   花(=雌花)は、花弁はなく、ほとんど雌蕊だけで、果実は1個、果実の中の種も1個という構造らしい。
 赤い卵の表面を埋め尽くしているのは、雌花というより、果実である、と言った方が当たっているような気がする。




タグ:ツチトリモチ属 ツチトリモチ

キイレツチトリモチ、 雄花を観る

2017.11.07 08:36|山野草・11月
A 一つの根茎から3 - 10個の花茎がでる。

B 新しい花穂は白っぽい。 C クローズアップ D 古い花穂は茶色がかっている。 E クローズアップ

 
 キイレツチトリモチは、沖縄や九州南部にのみ自生するとされていたが、数年前に四国でも発見された。四国や九州、沖縄が陸続きであった太古から生き延びてきたものだろうが、最近になって人目に触れるようになったのは、地球温暖化の影響で繁殖しているためだろうか。
 四国には、ツチトリモチミヤマツチトリモチは分布していたが、新たに一種加わって、三兄弟になった訳で嬉しい。

 キイレツチトリモチの特徴は、卵型の花穂に雄花を付けることだ。花穂の表面が小さな無数の雌花で覆われる点では、ツチトリモチと同じだが、キイレの場合は、数個の大きな雄花が混じる。

 地下の根茎から3-10個の花茎がでて、先端に卵型の花穂がつく。花穂が新しいもの(写真B)は、全体として乳白色をしているが、これは、表面に密生している、小さな雌花の色である。
 雌花に交じって、数個の雄花がつく。これは、雌花に比べると極端に大きい。3(または2)枚の花被片と3(または2)裂の雄蕊からなっている。花柄が伸びているので、雄花全体は、花穂の表面から突き出ていて、良く目立つ。

 残念ながら、雌花の構造はクロースアップした写真でもはっきりしない。

 古い花穂(写真D)は、こげ茶色を帯びてくるが、これは、毛のような雌蕊が白色からこげ茶色に変色したためである。また、古い花穂では、雄花も萎んで黒っぽい塊になって見える。




 

タグ:ツチトリモチ属 キイレツチトリモチ

ツチトリモチ、赤き血潮の冷めぬまに

2017.11.06 07:11|山野草・11月

2009/11/17 の記事を改めて掲載しました。

これは雌株だそうです。花婿募集中ってところですか。  
 ツチトリモチはちょっと花というよりはキノコの感じがします。下の方のやや白っぽい部分が葉っぱで、あとは全身真っ赤っか。
クロキ、ハイノキなどの根に寄生して生活しているので、緑の葉はありません。自分では陽の光で光合成という苦労することなく、日陰者の暮らしです。その点でもキノコに似ていますが、立派に沢山の花を咲かせます。
 球体の方面を覆っているブツブツの間に花があるそうです。しかし私は開花しているのをまだ見たことがありません。
 ツチトリモチは雌雄異株だそうで、私たちの目にするのはすべて雌株で、雄株はまだ見つかっていないとか。ほんとかなぁ?
このなに沢山の雌花をつけても彼がいなくちゃあだ花じゃないか。ぜったいそんなはずはない、どっかに潜んでいて通っているはずで、ヒトが知らないだけじゃないか、と思うが・・・




タグ:ツチトリモチ属 ツチトリモチ

ヤマハッカとヒキオコシと

2017.11.05 18:55|山野草・11月

2009/10/30 の記事を改めて掲載しました。

 ヒキオコシとヤマハッカは同じ属でよく似ており、隣り合わせに同時に咲いていることもあります。
 花の色はヒキオコシよりヤマハッカの方がやや濃いようですが、ヤマハッカにも白花もあります。
 ヤマハッカは雄しべと雌しべが花冠の中に納まっていて目立ちませんが、ヒキオコシの方は花冠から突き出てよく目立ちます。 
  葉はヤマハッカがヒキオコシより小さめで、鋸歯の数は5~10対で、先端に丸みがあります。ヒキオコシの葉は鋸歯の数が15対以上あり、先端は尖っています。
以上、勉強しだちのことを書き連ねました。

タグ:シソ科 ヤマハッカ属 ヤマハッカ ヒキオコシ

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