フウランことVanda falcataが、柿の木で満開

2016.07.13 08:50|フウラン

2015/7/13 の記事を改めて掲載しました。

 
 町内の家々には、よく柿の木が植えられている。
 そして、柿には着生ランが付けられていることが、多い。特にフウランがよく見かけられる。
 これまで見ただけでも十数カ所はあると思うが、これは一番見事に咲いていた。
 ところで、フウランの学名は Neofinetia falcata とされていたが、最近は Vanda falcata とされている。
 手元の図鑑のうち、 カラー版 野生ラン(家の光協会 1991年出版) は、前者であるが、 2015年に出版された 日本のランハンドブック (1) 低地・低山編 は、後者を採用している。
 バンダといえば、絢爛豪華な洋ランを連想するが、フウランがその仲間だとは、驚きである。「DNAを用いた解析の結果、Vanda属とするのが適当である」と言われれば、「見かけによらないものだ」と納得するほかない。



フウランが バンダの仲間入りだって !

2015.11.16 20:27|フウラン
フウラン Vanda falcata

Vanda coerulea Angraecum sesquipedale

 
 フウランがバンダの仲間入りした。
 今年5月に出版された 日本のラン ハンドブック ① 低地・低山編 を見ると、フウランの学名が Neofinetia falcata から Vanda falcata へと変わった。つまり、属が Neofinetia から Vanda へ移されている。

 おなじみのバンダVandaといえば、洋ランの中でも豪華な花で、展示会でもひときわ目立つ(写真左上)。
 一方、フウランは小さな姿で、純白の花が咲く。日本人好みで、富貴蘭(フウキラン)と呼んで、江戸時代から愛されてきた。だから、両者が同一の属であると言われても、感情的にはしっくりこない。

 「日本のラン ハンドブック」には、 「DNA]を用いた解析の結果、Vanda属とすることが適当である」と解説されている。いかに見かけが違っても、DNAで同じだと言われれば、素直に従うほかない。また、そう言われて見れば、葉などの姿形は似ている。
 花は、形も色彩も違う。まったく別属のAngraecum属(写真左下) のほうに、より近い。「日本のラン ハンドブック」の解説によると、フウランは 「白い花色、長い距、甘い香り、これらの形質の組み合わせは、夜行性のガに花粉媒介をゆだねる種の特徴」を持っている。同じように、夜行性のガに花粉媒介をゆだねる Angraecum属 と同じような色形の花に進化した、ということらしい。


フウラン 地面に落ちたら助からない

2013.06.04 06:27|フウラン
 フウランといえば、だいぶ前に世界らん展でトップの賞をとったこともある、見事な花です。が、ご覧のように地面に落ちるとみじめです。
 着生ランで、樹皮にくっついていて、台風が来ても引きはがされることはありませんが、木の枝が腐って落ちてしまうと、運命を共にせざるをえません。
 フウランに限らず、着生ランは地面に落ちると、一年ももたずに腐ってしまいます。しかし、これを拾って帰って、庭木に縛り付けておくと、新しい根が樹皮にくっついて伸びます。翌年には花を咲かせてくれるでしょう。
 
 間違っても、地面まで落ちないものは決して採らないこと。倒木の、地面から離れた枝にくっついているフウランは、そこで花を咲かせてくれます。これなら、まじかに見て、カメラに収めることができます。
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Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

車に乗るとき、降りるとき