このミヤマウズラ 花15個も

2018.08.21 10:36|野生ラン・8月

2016/9/6 の記事を改めて掲載しました。

 

 このミヤマウズラは、花を15個も付けている。
 友人は、車を走らせながら車窓から、見つけたから、その立派さも想像できるでしょうか(友人の動体視力にも拍手)。
 日本のラン ハンドブック ① 低地・低山編 を見ると、ミヤマウズラは「花序あたり7ー15個を一方向に偏ってつける」と書かれている。そうすると、このミヤマウズラは規格外ではないが、上限いっぱいと言える。





タグ:シュスラン属 ミヤマウズラ

カシノキランの花、だんだん色づく

2018.08.17 19:49|野生ラン・8月

2015/8/28 の記事を改めて掲載しました。

 
 秋になって、柿の青い実が赤くなるように、花もだんだん色づくものがある。カシノキランもその性質を持っている。
 上の写真は8月22日に撮ったもので、下は8月26日のものである。4日の間にこんなに華やかな色に変わる。




タグ:カシノキラン属 カシノキラン

ベニシュスラン 地生ラン木に登る

2018.08.16 07:19|野生ラン・8月

2015/8/12 の記事を改めて掲載しました。

 谷川の傍に榎の老木があって、それにベニシュスランが付いていた。
 ひとつは、木の根元に立つと目の高さよりちょっと上ぐらいのところに、もう一つは、それよりずっと高い4・5mはあろうかと思うところにである。
木の根元に立って、目の高さぐらいに付いていた。

4~5mの高さに付いていた。

 
 ベニシュスランは地生ランである。この仲間であるシュスラン属は、四国で見られるのは、シュスラン、アケボノシュスラン、ミヤマウズラ、ツリシュスランぐらいのものであるが、ツリシュスランだけが着生ランである。
 そのほかは地生ランだが、地生といっても、地中深く根を張っているわけではなく、地表の落ち葉の下に茎や根を這わせている。地表に着生していると表現しても良い。
 樹表に着生しても、シュスラン属にすれば、突拍子もない生き方をしているわけでないとも言える。
 といっても、これほど高さに着生しているのを見たのはここだけである。


 

タグ:シュスラン属 ベニシュスラン 木に登る

クロムヨウランは咲かない

2018.08.10 07:21|野生ラン・8月

2017/8/20 の記事を改めて掲載しました。

2014/8/7 2014/8/11 2014/8/12 2014/8/13 2014/8/19

 クロムヨウランの開花を期待して山へ通った頃があった。7月17日に始まり8月19日まで、8日も行った。
 車で半時間ほどもかけて、蚊に刺されながら、よくも頑張ったものだ。
それだけ、ぱっと開いた花を一目見て、カメラに収めたいとの、欲望が強かったわけだ。

 しかし、今は、開花は望まない。「クロムヨウランは、開花せずに、結実する」と教わったからだ。 むしろ、花が咲いていないのを確認して、「これがほんとのクロムヨウランだ」と安心する。
 「クロムヨウランは開花せずに、結実する」と書かれたのは、澤完元高知大学助教授である。 稀に、開花する株があるが、これは変種のトサノクロムヨウランであるとされた。
 だから、8日通って、一輪も開花しなかった株こそが正真正銘のクロムヨウランだということになる。
 クロムヨウランの原記載には「花ハ正開セズ、花被ハ相接シテ円筒状ヲナス」とある。
澤先生の説は、この原記載を根拠としている。

 残念ながら、トサノクロムヨウランが一般に認知されていない。
Ylistで検索してもヒットしない。
高知県植物誌(2009年)を見ても、項目として掲載はされているものの、 「クロムヨウランと区別することは難しい」とそっけない。
「開花せずに結実する」ものを開花するものとを区別するのは、素人でもできる。 ルーペがなくても、一目で一目で判る特徴ではないか。

 もっとも、「クロムヨウランは開花せず・・・」とすると、 立派に開花した写真をクロムヨウランとして載せている、すべての図鑑はどうなる。
 




タグ:ムヨウラン属 クロムヨウラン

森に ヒメノヤガラの灯がともる

2018.08.09 09:03|野生ラン・7月

2016/7/7 の記事を改めて掲載しました。

 
 ヒメノヤガラが出てくると、灯がともったように森が明るくなる。発色しているのではないかとさえ思う。
 姿全体が、こんな鮮やかな色を見せてくれるのは他にない。もしあるとすれば、キノコ類か。
 この花だけは、開く前の蕾のときが、一番好きだ。
 花が開くころになると、だんだんと色が褪せてくる。




タグ:ヒメノヤガラ 7月

クロムヨウランを訪ねて

2018.08.08 17:30|野生ラン・8月

2017/8/17 の記事を改めて掲載しました。

 
 クロムヨウランの自生地を訪問した。 ここは、2009年の夏から毎年のように来ているが、 今年は出来が良くて、8株ほど確認できた。その内、3株を紹介する。
 「花が咲いていないじゃないか!」とお叱りを受けるかもしれない。 ご覧のように、蕾と果実ばかりで咲いた花が一輪もない。 そんな花が咲いていない株を、何も選んだわけでない。 8株すべてが一輪も咲いた花をつけていない。

 クロムヨウランは「開花することなく、結実する」と 澤完氏(もと高知大学教授、故人)は書かれておられる。 ここの、8株はそのことを実証しているのであって、「我こそはクロムヨウランなのだ」と主張している。
 花の写真を撮りに来られる方々は、ガッカリするであろうが、・・・
 もし、どうしても咲いたのを見たいと仰るなら、変種のトサノクロムヨウランを探し求めることだ。 しかし、これは四国では稀にしか見ることができない。
参照: 咲くはトサノクロムヨウラン




タグ:ムヨウラン属 クロムヨウラン

ツチアケビ、実る

2018.08.04 21:57|野生ラン・8月

2016/7/21 の記事を改めて掲載しました。

 
 近くの神社の杜のツチアケビが実っていた。
 花の時期に訪れた時は、花茎が5本立っていたが、今見ると2本だけになっている。地面に、もう1本倒れていたが、後の2本は花だけに終わって、結果を残すことができなかったようだ。
 ツチアケビは、花以上に果実期の姿が見ごたえがある。インタネットで検索しても、花よりも果実の方が沢山でてくる。花の写真は撮っても、果実になったらカメラを向けようとしないのが普通だか、ツチアケビは例外だ。
 私も、最初に出会ったのは果実期のツチアケビで、驚くやら、ちょっと怖いような気分になった記憶が残っている。



出始めから、花期まで
2016/5/11 ツチアケビ、にょきにょき出てきた
2016/5/28 ツチアケビがだいぶ伸びてきた
2016/6/10 ツチアケビ、ぼつぼつ咲きはじめる



タグ:ツチアケビ 7月

マイサギソウ、つかのまの乱舞

2018.08.03 12:46|野生ラン・7月

2016/8/24 の記事を改めて掲載しました。

左は12個。右は35個か、それ以上

 
 マイサギソウの花々が舞い降りてくる。その数、35個か、もっとあるか。
 普通、マイサギソウの花は、一本の花茎に15程度である(写真下左)。だから、35個もあれば、普通の2倍以上あって、その花序は竜巻の柱のように見える。
 ここへは、半月ほどたってから行ったが、もう無かった。まるで、幻のように消えていた。
 友人の話では、今年は出なかったそうである。




タグ:ツレサギソウ属 マイサギソウ

庭木も大木になれば、キバナノセッコクに ムカデランも

2018.08.02 07:01|野生ラン・7月

2015/7/24 の記事を改めて掲載しました。

 
 民家の庭の大木に、キバナノセッコクが二株、花を咲かせていた。
 ふと気が付くと、目の前にムカデランが重なりあって、花を咲かせていた。
 庭木もここまで大きくなると、いろいろと身に纏うものと思われる。

   ムカデランは、近くの神社から、台風で落ちていたのを拾ってきて、くっ付けたものだろう。しかし、それは最近のことではありえない。どう見たって、数十年前のことだろうと想像する。
 キバナノセッコクのほうは、この高さからすると、あるいはタネが飛んできてここで発芽したかもしれない。それとも、庭木がまだ小さい時に、くっ付けたもので、庭木が成長して、この高さになったのかも知れない。
 いずれにしても、この庭木には、自然林の中の一本の大木の風情が感じられる。




 




タグ:ムカデラン キバナノセッコク

カキラン

2018.08.01 07:11|野生ラン・7月

2017/6/30 の記事を改めて掲載しました。

 
 カキランは、何十年も前に海岸線からそんなに離れていない水路の側に咲いているのを見た、そんなおぼろげな記憶があります。
 数年前に見たのは、標高千メートルを超す峠道の側でした。更に高い山の頂上近くの陽の良く当たる笹原の中に埋もれるように咲いているのもありました。
 カキランは海岸に近い場所にも、四国の中央にも、また湿原にも、笹原にもあります。陽の良くあたること以外は、環境に順応する能力があるように思えます。

 このカキランは湿地に咲いていましたが、根元から天辺の花までカメラに収めることができました。笹原の中にあるものは花序の部分だけが笹の上にでていて、葉っぱは笹に埋もれてしまっており写すことができません。

 「カキラン」の名前は、花弁の色が熟れた柿の実の色をしていることからつけられたということです。




タグ:カキラン属 カキラン

07 ← 2018/08 → 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

記事の分類

検索

記事一覧

月別アーカイブ

リンク
















Author: hisa
“ amazon ”