キバナノセッコク 無事に大きくなってほしい

2019.02.12 09:27|野生ラン・2月

2014/1/6 の記事を改めて掲載しました。

 近くの渓谷の側のセメントの擁壁に、二つの キバナノセッコク が付いていました。
 ほとんど毎年のように、ここを訪れるのですが、3年ほど前にきたとき、だいぶ大きくなった株がなくなっていて、がっかりしました。もう2・3年もすれば花を咲かせることができたろうに。
 この二つの小さな株は、その後で誕生したものでしょう。側に大きな木がたくさんありますから、どこかにキバナノセッコクの親株が着生していて、その親株からまかれたタネがこの擁壁に付着して、発芽したことは間違いないでしょう。
 が、大木の高い枝を仰ぎ見ても、私の視力では見つけることができません。
 このランは、セメントの擁壁が好きなようです。あちこちの道路わきの擁壁で発見することは、時々あります。しかし、少し大きな株になると、車窓からでも見つけることができますから、採られてしまいます。残念です。




 

タグ:セッコク属 キバナノセッコク 2月

コクラン 冬も葉が残る

2019.01.01 12:30|野生ラン・1月

2013/1/7 の記事を改めて掲載しました。

この寒い時期には、地上から姿を消す植物が多いです。野生ランもシュンランなどは少数派で、大半は冬篭りしています。が、コクランは今でも緑の葉っぱを付けています。
 四国のクモキリソウ属は、コクランのほかに、クモキリソウ、スズムシソウ、セイタカスズムシ、フガクスズムシ、ジガバチソウ、ギボウシラン、ササバラン全部で8種も自生しています。
 しかし、コクラン以外は、冬は葉は枯れてなくなり、球形のバルブ(茎)だけが、地中に、あるいは、苔や落ち葉の中に埋もれて、冬の寒さを凌いでいます。春、暖かくなってから、新しい葉っぱが出てきます。
 コクランのバルブは、円柱形で地上に立っています。少なくても昨年のバルブには葉っぱは残っています。一昨年より古いバルブは、葉っぱは落としていますが、バルブ自体は数年残ります。
 クモキリソウ属の中で、一番良くお目にかかるのは、コクランですが、この耐寒力が繁殖の原因の一つかも知れません。

タグ:クモキリソウ属 コクラン 12月 1月 2月

カンラン咲く、牧野植物園 地植え

2018.12.23 17:52|野生ラン・12月

2016/12/2 の記事を改めて掲載しました。

 
 いま、牧野植物園では、寒蘭の展示会が開かれている。豊雪や室戸錦など土佐寒蘭の銘品に加えて、中国産も見ることができる。
 しかし、長年夢見ているのは野生のカンランが花を咲かせている姿だ。何十年も昔一度見た切り、お目にかかっていない。そこで、野生とまではいかなくても、せめて、鉢植えではなく地面に生えているのを観たい。牧野植物園では、2か所、植えたところがある。
   一つは、本館から展示館への回廊の入り口の右わきに、ハルカンランなど一緒に植えられている。数株あるが、毎年観察していても、咲いたのを見たのは、3年ぐらい前に一度だけ。
 もう一つは、寒蘭センター脇の坪庭だ。ここでは、なんと3株も綺麗に咲いていた。実は、鉢で咲いているものをここに植えたものらしい。写真はその中の一つ。

 野生のカンランの開花株を見るのが難しいのは、一つは、花を咲かせるほどまで成長する前に、採られてしまうからだが、野生の場合は、出始めた花茎に虫が入ったり、病気にやられたり、などなど色々な障害があるようだ。




   

タグ:シュンラン属 カンラン 牧野植物園

アキザキヤツシロラン、見つけた

2018.12.09 18:53|野生ラン・12月

2012/12/6 の記事を改めて掲載しました。

11月30日、撮影  アキザキヤツシロランを見つけました。場所は、仁淀川沿いの竹林。
 最初の竹林では、なし。次もダメ。三番目の竹林で、発見。もちろん、もう花は終わり、果実になっています。
 11月1日に、「探すなら11月」と書いた手前、自分でもやってみた訳です。竹林といっても、今時、手入れはされていませんから、足を踏み入れたくないような場所ばかりですが、薮蚊がいないので、落ち着いて探せます。
 アキザキヤツシロランは、お世辞にも「綺麗!」な花ではありません。華やかさも色気もありませんが、なぜか惹きつけられます。




タグ:オニノヤガラ属 アキザキヤツシロラン

ツチアケビ 花が咲いて、実がなっても・・・

2018.12.08 09:10|野生ラン・12月

2016/12/8 の記事を改めて掲載しました。

左から、5/11、6/13、7/20、12/5 撮影 左から、5/11、6/13、7/20、12/5 撮影

2007/10/29撮影
鳥が啄んだような跡が見られる。
2007/10/29撮影
鳥が啄んだような跡が見られる。

 
 ツチアケビは、花が咲いて、実がなっても、タネが撒かれなければ、なんにもならない。
 人様は、綺麗に咲いた花をカメラに収めれば、一巻の終わりで良いが、ツチアケビのほうにしてみれば、子孫繁栄に繋がらなくては、春に地上に現れた意味がない。
 近くの神社へは、今年も、10回前後訪問した。上の写真は、その時、撮った写真のうちの4枚。右端が、最新のものだが、果実がすべて、真っ黒になっている。小鳥が啄んだような形跡は全くない。赤いうちは良いが、こんなに黒くなっては、小鳥の食欲をそそることもあるまい。
 左下の写真は、2007年に、別の場所で撮ったものだが、数個の果実に、小鳥が啄んだような形跡がある。喰った小鳥はどこかへ飛んで行って、そこで糞をする。糞の中のツチアケビのタネがそこで発芽する(もしかして、運が良ければだが)。 これは成功例である。
 多くの場合は、真っ黒に変色して、腐ってしまう、残念ながら。




タグ:ツチアケビ

クロムヨウラン 種まきのあとも美しい

2018.12.05 15:28|野生ラン・12月

2010/11/29の記事を再度掲載しました。

 どんな植物でもふつう花が凋むと、人も蜂や蝶までも見向きもしなくなりますが、実を結びタネを播いた後までも美しいのは、このクロムヨウランです。
 クロムヨウランの果実の殻は来年の花が咲くときまで残ることも珍しくなく、花と果実の殻と一緒にカメラに収めることもできます。
 もっともクロムヨウランの花が咲くのを見るのは難しく、「クロムヨウランは花が開かずに結実する。花を咲かすのは変種のトサノクロムヨウランだ。」という説もあります。
 ここらで良く見られるのは、クロムヨウランのほかにムヨウラン、ウスギムヨウラン、エンシュウムヨウランがありますが、クロムヨウランの果実の殻がとくに美しいように思います。
 「クロ」は鋼鉄のように黒光りすることから名づけられたものに違いありません。









タグ:ムヨウラン属 クロムヨウラン

カンラン、なかなか咲かない

2018.11.24 07:31|野生ラン・11月

2017/11/30 の記事を改めて掲載しました。

 
 先日、牧野植物園へ行ったら、カンランが花を咲かせていた。場所は、カンラン展示室の側の坪庭である。
 もちろん、展示室にはカンランの名品がずらっと鉢を並べて、咲き誇り、芳香を充満させている。
 しかし、坪庭で花を咲かせているのは、おかしい。というのは、一週間ほど前にここを訪れた時は、 一株も花茎があがっていなかった。 十数株が植えられていて、花は全く咲いていないし、蕾らしいものなかった。 それが、今は、3株が花を立派に咲かせている。
 一瞬、目を疑ったが、何のことはない、鉢で花を咲かせてカンランを急遽植えたのだ。 一株は、鉢の一部が地表に覗いていた。
 牧野植物園には、もう一か所カンランを植えた所があるが、ここでも花は見られない。 なかなか、気難しいと見える。
 だから、山でカンランを開花株を見ようというのは、大変なことである。 たいていは、探しても無駄骨に終わるだろう。 展示された「名品」で満足するほかない。




タグ:カンラン

ツチアケビ、喰ってくれなきゃムダ骨

2018.10.20 06:40|野生ラン・11月

2014/12/6 の記事を改めて掲載しました。

 
 前に行ったとき、2か所でツチアケビが咲いていました。
 先日この場所へ行って見ました。どちらも、立派な果実はつけていましたが、鳥が啄んだり、動物が齧った跡は見えません。
 このままだと折角花を咲かせて実っても、ツチアケビの1年の努力は無駄になります。




タグ:ツチアケビ 11月

ツチアケビ豊作、小鳥さん食べに来て

2018.10.19 07:17|野生ラン・12月

2016/12/4 の記事を改めて掲載しました。

 
 ちょっと奥山へ行ってみたら、なんとツチアケビが豊作で、果実が小山のように盛り上がっていた。
 幾株あるように見えるが、おそらく地下茎で繋がっているはずだ、つまり一株。
 ツチアケビの果実は、ほかのランのように、裂けて、タネを風にのせて飛ばすようなことをしない。鳥が啄んで、遠くへ行って、糞と一緒に排出する。そこで運が良ければ、発芽して成長する。
 この株では、何者かが齧ったような痕跡が、三つほどの果実に見られた。しかし、小鳥が啄んだというより、小動物が齧ったように思えた。
 果実をむしり取られたような茎も、いくつもある。これは鹿が喰ったものだろうか、あるいは、人の仕業か。 もし、鹿が喰ったとしたら、タネは消化されてしまうのだろうか。




タグ:ツチアケビ

ツチアケビ 実りの秋

2018.10.18 19:10|野生ラン・10月

2014/10/12 の記事を改めて掲載しました。

 初めてこれ、ツチアケビの果実を見た時、びっくりしました。
 というより怖かったように記憶しています。30年ほども昔のことで、これがラン科の植物の果実であるということも知りませんでしたので、薄暗い山道で見たときはドッキとしました。
 日本のラン科の中でこんな赤いソーセージのような果実をつけるのはツチアケビだけです。
 また、ランの果実は裂けて、微細なタネを風にのせて飛ばしますが、ツチアケビは裂けない。アケビの果実は裂けますので、ツチアケビの名前には異議があり、です。
 じゃタネはどうなるかということになりますが、鳥などの動物が果実を食べて、遠くまで運ぶ、という説が有力です。しかし、目撃情報はあまりないようです。




 

タグ:ツチアケビ

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