ヒメフタバラン、奥山でもピーク!

2019.04.18 07:39|野生ラン・4月

 
 もう少しかな?と思いながら行ったら、ヒメフタバランが開花ピークを迎えていた。
 暖かい地方では、ずった前から咲いているようだが、奥山の寒い場所では開花が遅れる。
しかし、ここ数日の暖かさで急速に開花が進んだのかも知れない。あるいは私が時の流れから少し取り残されているのかも。
 株数も増えているようだし(踏みつけないように注意しないといけない)、自生地も拡がっているようだし、良かった、良かった。




タグ:サカネラン属 フタバラン属 ヒメフタバラン

カヤラン、ゴマ粒ほどの蕾

2019.04.03 08:59|野生ラン・4月

2017/3/13 の記事を改めて掲載しました。

今は、ゴマ粒ほどの蕾だが・・・

4月になれば、満開

 
 庭のキンモクセイで、カヤランが蕾を付けている。
 4月半ばになると、濃い黄色の花を咲かす(写真左)のだが、今は、ゴマ粒ほども、あるかないか、よくよく見ないを判らない。
 この蕾は、昨年の秋には、もう、できている。その時から冬を越して今まで、ほとんど大きさが変わらない。
 もしかしたら、寒さにやられてダメになったのじゃないかと心配するかもしれないが、毎年こうだから、4月半ばには必ず綺麗に咲くはずだ。

 昨年の果実が長く垂れ下がっている。タネはほとんど飛ばして、少ししか残っていない。 普通のランは、6か所が割れるのだが、カヤランの果実は、長くて、一か所が縦に裂ける。









タグ:カヤラン

 ヒメフタバラン、蕾がふくらむ

2019.04.02 07:23|野生ラン・4月

2017/3/19 の記事を改めて掲載しました。

 
 九州のほうでは、ヒメフタバランが咲いていると、facebookで見たのは、だいぶ前のことだ。
 こちら四国も、もうそろそろかな、と様子を窺ってきた。
 昨年、たくさん見られた所に、まったく見つからない。 数十メートル離れた、谷の側に行ってみると、こちらには沢山の株が出ていて、花茎を伸ばしていた。
 蕾もだいぶ膨らんできていたので、月末頃には開花が見られそう。








タグ:サカネラン属 フタバラン属 ヒメフタバラン 4月

カンランとシュンラン、どちらが先に咲く?

2019.04.01 07:58|野生ラン・3月

2016/4/25 の記事を改めて掲載しました。

 

 ホームページ「四国の野生ラン」に いつ咲く? というページを作った。
 四国にある野生ランを、開花順にカレンダーに並べたものである。それを見ると、春一番にシュンランが咲き、カンランが秋遅く咲いて取りを務める。
 しかし、暦は人が作ったものであって、季節は巡る。春が咲きで秋が後、とも言えるし、秋から冬を越して春が来るとも言える。

 ぐだぐだ言わずに結論を言えば、カンランが早く、シュンランが遅れて咲く。
 上の写真で、左上はシュンランで4つの花芽が見える。左下がカンランで1つだけだが確認できる。両方とも昨年9月18日に撮ったものである。生えている場所も100mとは離れていない。
 シュンランは、今年4月22日開花していた(写真右)。4つあった花芽は途中で腐ってしまった。カンランのほうは、虎の子の、たった一つの花芽が腐ってしまった。
 シュンランもカンランも花芽ができる時期はほとんど同時であろうと推測される。冬は花を咲かせるには不適当な時期だから、カンランは早々と秋に咲く(写真を載せられず、残念)。シュンランは、蕾のまま寒い冬を越して、暖かくなる春に咲く。



 
カウンター

マヤランは、腐生ランへの進化途上

2019.03.31 10:33|野生ラン・7月

2016/7/29 の記事を改めて掲載しました。

マヤラン

マヤランの果実 ムヨウラン(円内は果実) ムヨウラン(円内は果実)

 
 マヤランは、いまが開花期である。四国にあるシュンラン属のうち、シュンランは、もちろん、ナギランも花は終わっているし、カンランが咲くのは、まだまだ先のこと。だから、仲間のうちで、この暑い夏に、花を見せてくれるのは、マヤランだけである。

 マヤランは、腐生植物と言われている部類に入る。しかし、良く見ると、花茎や花柄子房はうっすらと緑がかっている。普通の葉はないが、鱗片葉らしきものも見られる。
 さらに、果実期になると、花茎と果実は緑が濃くなって、明らかに葉緑素で光合成していると思われる。この果実は長く残って、種まきは、年を越すことになる。

 これも腐生ランと呼ばれているムヨウラン(写真下)と比べてみると、違いがはっきりする。
 ムヨウランには、開花期から果実期まで、葉緑素らしいものは、まったく見られない。また、花が終わって実を結ぶと、すぐに裂開してタネを撒き散らす。光合成しないから地上に長く留まっているのは、百害あって一利なし、というわけだろう。
 ムヨウランは完全に腐生植物(=菌寄生植物)になっているが、マヤランのほうは、まだまだ、進化途上だ、ということらしい。



   最近、ラン科植物と菌と関係を解明する本が出版された。一つは、5月に出版された 森を食べる植物――腐生植物の知られざる世界 で、もう一つは、8月出版の ランの王国
 どちらも、豊富な写真と素人(私)にも理解しやすいように工夫されているように思う。
 (下記の画像をクリックすれば、より詳しい内容が判ります)





 

マヤラン 秋に咲く

2019.03.30 08:39|野生ラン・10月

2015/10/20 の記事を改めて掲載しました。

2015/10/15撮影。 果実左下は2006/11/10、右下は2007/1/10撮影。 2015/10/15撮影。 果実左下は2006/11/10、右下は2007/1/10撮影。  マヤランが咲いていた。7月に咲くものが多く、10月半ばに咲くのは狂い咲きではないかと思われるかもしれないが、マヤランの秋咲きはしばしば見られる。「7月から10月にかけて咲く」と言ったほうが適当かもしれない。
 早く咲いたものは、もうとっくに果実になっているだろう(写真左下)。マヤランはいわゆる腐生植物で葉はないが、果実や花茎は緑色になる。この時期は、シュンランなどと同じで、葉緑素で日光を受けて、果実を充実させているのではないか。
 この果実が弾けてタネを撒くのは、来年になる(写真右下)。




 

土佐カンラン、勢揃い

2019.03.29 08:33|野生ラン・3月

2016/11/15 の記事を改めて掲載しました。

カンラン展示室@牧野植物園

土佐カンラン、紅の綾(べにのあや)

 
 高知県では、今年も、土佐カンランがあちらこちらで満開だ。
 近くの里山で・・・というのであれば、もう言うことなしだが、そうはいかない。ここは、牧野植物園のカンラン展示室。土佐カンランを中心に、銘品・無銘品が並ぶ。

 大昔、野根(高知県の太平洋側)には、カンランが沢山あって、開花期には、その香りが沖合の漁船まで匂ってきたそうである。その時期の、高知県の野生のカンラン株は無数と言ってよいほどだったろう。
 今は、カンランの本場である高知県でも、野生のカンランは絶滅状態(CR)である(CR=野生絶滅に最も近いランク)。子株はときには見つかることもあるが、開花しているのを目にすることは絶望的である。銘品のでたツボは、地面を掘り返して、地上に現れる前のリゾーム(地下茎)を採っていくらしい。 ヒトに好かれたばっかりに、ひどい目にあっている。

 しかし、・・・展示会場や友人のラン小屋にずらーっと並んで花を咲かせているカンランを見て思うことがある。大昔、花を咲けせていた野生のカンランと、いま現在、愛好家の咲かせているカンランと比べて、どちらが多いだろう?  統計をとることなど今更できないが、多分、後者じゃないかと推測(?)する。
もしかしたら、カンランは絶滅危惧種なんかじゃなくて、ヒトを使って繁殖する形に進化しているのじゃないか。




 

アキザキナギラン、牧野植物園 展示室にて

2019.03.28 08:22|野生ラン・11月

2016/11/17 の記事を改めて掲載しました。

アキザキナギラン @牧野植物園 カンラン展示室

アキザキナギラン ナギラン(野生)

 
 牧野植物園のカンラン展示室に、土佐カンランがずらーっと並んでいる一角に、アキザキナギランが一鉢おかれている。
 カンランが山で咲いていたら、奇跡としか言いようがないが、このアキザキナギランも自生のものには、お目にかかれない。おそらく四国では、「野生絶滅」だろうと思う。探して写真を撮ろうなどという執念は、とうの昔に捨てている。だから、毎年今の時期には、この展示室を訪問している。

 ナギランは山でよく見かけるが、これは夏に咲く。アキザキナギランは文字通り秋に咲く。 カラー版 野生ラン(家の光協会出版) では、変種としていたが、最近でた 日本のラン ハンドブック ① 低地・低山編 では、別種とされている。
 写真で見比べても判るように、花の色形も、株の姿形も違う。やはり別種として扱う方に賛同したくなる。









 

 カンラン、とられた!

2019.03.25 08:31|野生ラン・3月
左=2015/9/22、右=2017/3/14 撮影 左=2015/9/22、右=2017/3/14 撮影  カンランの株が採られて、なくなっていた。
 このカンランの場所には、毎年のように行って、写真を撮ってきた。
 一番古い写真は、2007年11月に撮っている。以来、10年近くにもなろうかという付き合いであった。
 一昨年には、花茎が伸び始めていた(写真左)が、5cmほど伸びたところで、腐ってしまい、 長年念願の開花を見ることができなかった。
 昨年の秋も何回も訪問したが、花芽がでなかった。
 だから、今年の秋は、どうか出てほしいと思っていたのだが、 今日行ってみたら、消えていた(写真右)。

 山道の側にあって、人目の付きやすいとはいえ、この道は今では、人が通行することはない。 10年近く無地に育ってきたのだから、花を見ることができるのじゃなかろうか、と心待ちにしていたのだが、甘かった。
 私以外のも、気が付いていた人がいたのだろう。その方は、山で花を咲かすカンランよりも、鉢植えにしたかったのだろう。




 

タグ:3月

シュンランの蕾 春を待ってる

2019.03.23 08:14|野生ラン・3月

2016/1/4 の記事を改めて掲載しました。

春の開花が待たれる

 
 近くの里山で、シュンランの蕾が春をまっていた。早ければ、3月に花を咲かせるでしょう。
 シュンランの花芽は、秋の9月には地上に現れている。その時の写真と今日見たのとを比較したら、ほとんど伸びていない。秋にできた花芽はじっと寒い冬をやり過ごす構えだ。
 同じ属のカンランは、11月ごろから咲き始めるが、花芽ができる時期はほとんど同じではないかと思う。カンランが晩秋に咲くの対して、シュンランは年を越して春に咲く。
 開花時期をずらすことで自然交配を避けているのか? それとも、開花時期が違うから、両者は別種へと進化したのか?









03 ← 2019/04 → 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

記事の分類

検索

記事一覧

月別アーカイブ

リンク
















Author: hisa
“ 天気予報 ”


-天気予報コム- -FC2-

“ amazon ”