ムカゴサイシン 葉っぱの季節に入る

2017.07.03 09:22|ムカゴサイシン

2014/7/3 の記事を改めて掲載しました。

 梅雨のこの時期になると、ムカゴサイシンは葉っぱの季節に入ります。
 花の季節は終り、果実はタネを撒いて空っぽになり、葉っぱの側に花茎だけが残っていることもあります。
 
 この時期から夏にかけての間が、ムカゴサイシンを見つけるには一番良いのです。
 葉は小さく(直径3㎝前後)、地面にくっ付くようにひろがっていますが、茶色い落ち葉の上では、その緑が目立ちます。
 形は、手元の図鑑では、「五角状心形」と書かれています。ひらたく言えば「五角のハート形」です。
 わざわざ探すのは、お薦めしませんが、山歩きの途中で目に留まったら、場所を覚えておいて来年の花の時期を楽しみにするといいですね。



タグ:7月 ムカゴサイシン

ムカゴサイシンが咲き始めた

2017.05.21 09:44|ムカゴサイシン

2015/5/21 の記事を改めて掲載しました。

 近くの山でムカゴサイシンが咲き始めた。
 比較的狭い範囲に、毎年決まったようにでるので、時期が来たら探すが、今日は3回目でやっと花が咲いているのにであった。
 1回目は、一株見つからなかった。2回目は4・5本あったが、まだ蕾だった。
 このランは、小さい上に、色が保護色みたいに、地面の落ち葉に溶け込んでいて、探すのに一苦労。皆、「最初の一株がなかなか見つからない。ひとつ見つけると、次々と見つかる」という。
 この写真を見て、開いていないじゃないか、と思う方がおられるかもしれないが、ムカゴサイシンとしては、これが咲いた姿だと私は思う。
 唇弁の赤紫の班点が見える。この班点は側花弁にもあるが、そこまで見ることができるのは、めったにない。
 最近、出版された 日本のランハンドブック ① 低地・低山編 に載っている写真では、花が良く開いている。側花弁の模様がバッチリ写されている。私はここまで開花したのは、まだ見たことがない。



 
 内容紹介: 日本にはおよそ300種類のラン科植物が自生すると言われる。 しかし1991年に最後のラン図鑑が刊行されて以来、数々の新種や新産地発見とともに、DNAによる研究も飛躍的に進歩し、分類も劇的に変化した。 本書ではラン科植物の研究では第一人者の解説とランの写真では他の追随を許さない植物写真家を総動員し、生育環境別に3分冊して刊行する。


タグ:5月

ムカゴサイシン やがて休眠へ

2016.10.27 07:32|ムカゴサイシン

2014/10/28 の記事を改めて掲載しました。

 ムカゴサイシンは、5月半ばごろから、花茎が地上に姿を現します。この時は葉はありません。
 花を咲かせ、実を結び、タネを撒く。そのころになって、葉が出てきます。だいたい6月下旬でしょう。
 「葉見ず花見ず」は、ヒガンバナが良く言われますが、ムカゴサイシンも開花した花と葉っぱを同時に見ることはできません。
 花の後で出てきた葉っぱも冬を越すことはありません。今は緑色をしていますが、もっと寒くなると、緑が褪せて黄色ががってきて、やがて姿を消してしまいます。
 光合成する期間は半年足らずです。おそらく地下の菌に依存する度合いが高いだろうと推測します。




ムカゴサイシン 今の姿は

2016.09.03 20:08|ムカゴサイシン

2013/8/21 の記事を再度掲載しました。

14枚の葉っぱが見える。 14枚の葉っぱが見える。   これはムカゴサイシンの今の姿です。14枚の葉っぱが写っています。
 6月下旬に果実がタネを撒き消えていくのと入れ替わって、葉が出てくる。だから花が咲いている姿と、このように葉っぱをひろげている姿を一枚の写真に収めることは不可能です。
 地下には球茎がありますが、これがムカゴにたとえられて和名の一部になっています。一つの球茎からは一つの葉っぱが出ます。その球茎は地下で繋がっているかもしれませんから、ここに14株あると言って良いかどうか。
 ムカゴサイシンの花の写真は、良いのをとるのはなかなか難しい。開いてくれない。花弁の赤紫の模様を見せてくれるのはご機嫌の良い時だけ。花期が短いかく、蕾かと思っていたら果実になっていたり・・・
 その点、葉っぱの時期のムカゴサイシンは全部にピントが合って写真になります。また、良く目につきますからきっちりマークしておいて、来年再訪してみてください。
 きっと花が見られるはずです。




ムカゴサイシンは、花の季節から 葉の季節へ

2016.06.25 07:02|ムカゴサイシン

2015/6/5 の記事を改めて掲載しました。

 このあたりでは、ムカゴサイシンは花が咲き、実を結び、タネを撒き終わった。
 と同時に、地面には葉っぱが出始める。つまり、ムカゴサイシンは花の季節から葉っぱの季節へ移り替わる。

 蕾の頭が地表に現れるのが、5月半ばごろからで(写真上左端)、
 5月下旬から6月上旬にかけて花が咲く(写真上左から3番目)。
 そして、6月中旬から7月にかけて、実を結び、タネを撒く(写真上右端)。

 早いものは、6月中ごろから、葉っぱが出始める(写真下左端)。つまり、タネを撒いていると同時に、葉っぱが姿を見せ始めることもある。
 折りたたまれていた葉が展開して、精一杯光を受けている(写真下左から3番目)。
 冬が近づくと、葉の緑は褪せて(写真下右端)、11月終わりには消えてしまう。
 そして、来年の5月までは、ムカゴサイシンの姿は地上には全くない。


ムカゴサイシン 葉っぱが出始める

2016.06.15 05:34|ムカゴサイシン

2014/6/14 の記事を改めて掲載しました。

 近くの里山では、ムカゴサイシンの花の時期は終り、タネも撒いて、葉っぱの季節へと移行しています。
 役目を終えた花茎の側に、葉っぱがちょびっと覗いています。
 ご覧になっている画像より、実物は小さいかもしれません。だから漫然と探すのでなく、 残っている花茎の側に注目していて、やっと発見できる。
 まあ、そんなに急いで見つける必要があるか、と言われればその通りです。



ムカゴサイシン この一輪を

2014.06.07 07:46|ムカゴサイシン


 今年のムカゴサイシンは、あまり出来が良くなかった。昨年はたくさんいい花が見られたのに、今年、そこで写したのはこの一輪だけです。
 ムカゴサイシンはもともと大きく開くことはありませんから、これはベストに近い花です。一輪だけでも結構とです、と感謝しなくちゃ。
 この花は全体としては地味ですが、唇弁に紫の点々があって、その模様が側花弁に反映されているようなところが面白いです。

 花に時期はもうすぐ終わって、果実が出来、タネを撒いて、入れ替わるように葉っぱが出てきます。

ムカゴサイシンが出始めた

2014.05.29 12:32|ムカゴサイシン

 近くの山でムカゴサイシンが出はじました。
 ここは近いので、毎年数回は訪れますが、年によって沢山の花が見られることもあれば、裏年にはほとんど見つけられないこともあります。

 5日ほど前に行ったときは一株も見つけることができませんでしたが、今日行ったら5・6株見られた。小さい上に、全体的に落ち葉の色に似た保護色ですから、少々出ていても目にとまらないのです。

 写真の花は、片方だけが開いて、唇弁の模様が覗いています。これから良く開いてくれるのか、それとも、このまま萎んでしまうのか、判りません。

ムカゴサイシン やがて冬ごもり

2013.11.20 13:21|ムカゴサイシン

2013/5/30 2013/7/17 2013/7/20

 近くの山の ムカゴサイシン の自生地を見てきました。
 葉緑素がすっかり抜けて、葉脈の緑だけがわずかに残っている(写真上から3枚目)。
 1週間前に、訪問した時の写真(写真上から2枚目)と比べても、その変化がはっきりとわかります。
 ムカゴサイシンの葉が地上に現れるのは、5月の中旬ごろ。花が結実してタネを飛ばし終わる、その前後の時期である。一番上の写真では、展開した青々とした葉っぱの側に、役目を終わって倒れた花茎(花柄?)が3本見ます。
 冬に入ると、ムカゴサイシンの葉はすべて姿を消します。葉が地上で光合成の仕事をするのは、およそ半年です。
 そして、来年の晩春、5月中旬に花芽が出始めるまでの期間は、地下で暮らすムカゴサイシンを私たちは目にすることはありません。

   追記1:
 ラン科は単子葉植物の一員です。単子葉植物の一つの特徴は、葉が平行脈であることです。(双子葉植物は網状脈)
 ムカゴサイシンは、ラン科=単子葉植物であるのに、葉脈は平行脈ではなく、網状脈に見えます。

 追記2:
 学名は、Nervilia nipponicaで、 「Nervilia属」と「日本の」との合成語です。ラテン語の文法では名詞(属名)の後に形容詞がくるのでこの語順です。
 和名の「ムカゴサイシン」はというと、「ムカゴ」は地下の球茎をムカゴにたとえ、「サイシン」は葉が細辛(サイシン)に似ているからついた名です。
 つまり、「ムカゴのような球茎を持っている」と「サイシン類に似た葉の」という二つの形容詞からできています。肝心の名詞がありません。
 ムカゴランとかサイシンランとかにすれば良いかも知れませんが・・・
 もっとも、 ムカゴソウムカゴトンボ という2つのラン科の和名はすでにあります。      

ムカゴサイシン 今どきの姿は

2013.06.22 05:50|ムカゴサイシン
3本の花茎と6つの葉っぱが見える。 3本の花茎と6つの葉っぱが見える。  梅雨のちょっとした合間に、ムカゴサイシンを見てきました。
 花はみんな終わって果実になっていましたが、茎のもとや近くに新しい葉っぱが出始めていました。
 ムカゴサイシンは「葉見ず、花見ず」といわれるやつで、花が咲いている時期には葉っぱはまったくありません。花が萎んで、子房の部分が膨らんで果実になるころになってから、葉が地上に現れます。この梅雨時が丁度その時期です。
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Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

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