ヒメノヤガラ 姿を変えて楽しませる

2017.08.14 16:31|ヒメノヤガラ属

2013/7/26 の記事を改めて掲載しました。

 ヒメノヤガラも今年は、花はお終いのようです。が、これは年により、場所により違うようで、2枚目の写真は8/2の撮影ですが、まだ蕾の状態です。

杉の落ち葉の間から現れた。燃えるように赤い。2010/7/10撮影 杉の落ち葉の間から現れた。燃えるように赤い。2010/7/10撮影 まだ蕾だが、この頃の姿が一番面白い。2006/8/2撮影 まだ蕾だが、この頃の姿が一番面白い。2006/8/2撮影 開花時期。両側の2株はまだ蕾。2010/7/8撮影 開花時期。両側の2株はまだ蕾。2010/7/8撮影 果実期。2005/8/29撮影 果実期。2005/8/29撮影




 最初の写真は、杉の落ち葉の間から姿を現したところです。小さいランですが、闇に灯が点ったようです。この時期が一番赤みが強い。





 次は、開花の準備が整った状態です。子房の上に載っている丸いのが花被の部分ですが、工業デザイナーを喜ばしそうな姿をしています。







 3番目が、開花期です。まだ、初期で両側の株は開いていません。ちょっと写真ではわかりにくかもしれませんが、唇弁が上になっています。ランでは唇弁が下になるものが多いです。なぜか、この時期のヒメノヤガラは色が褪せていて、燃えるような赤い姿のを見たことがありません。


 最後が、果実期の姿です。ランの花はその形が千変万化ですが、果実のなると皆似たような、ラグビーのボール形になるようです。




追記: 唇弁が上になるランは、四国では ホザキイチヨウラン ぐらいのものです。
世界的にみても少数派であることは間違いありませんが、幾つかありますので、 ここで 探してみてください。

タグ:ヒメノヤガラ 8月

ヒメノヤガラは唇弁上位

2017.07.25 05:10|ヒメノヤガラ属

2012/8/1 の記事を再度掲載しました。

 ヒメノヤガラの花は、唇弁が上になっていることを知ったのは、昨年のことです。手元の図鑑に「唇弁は上に位置し・・・」と書かれているのを読んで、あらためて撮りだめした写真を見直した次第です。
 しかし、この花は筒状であまり開きませんし、小さい上に薄茶色一色ですから、その構造はわかりにくい。よそ様のホームページやブログなどを検索しても、はっきりと解る写真は見つかりません。 私の撮ったのも例外ではありません。
 日本のランで、唇弁が上になるのは珍しく、ほかには ホザキイチヨウラン などのヤチラン属だけではないでしょうか。  世界的にみても、唇弁上位の種は少ないようです。 「世界のラン科植物」花の一覧 をご覧下さい。
 唇弁が上になる状態を「倒立」を書いた図鑑も見ますが、人間が逆立して唇が鼻の上になるのとは、わけが違います。むしろ、この方が「もとの姿であり、基本的形態だ」といっても良いと思います。なぜ、唇弁が下になるように進化したのか、考えてみるのも面白いですね。
 追記:  ヤクシマネッタイランも 唇弁上位でした。




日本ラン科植物図譜




タグ:7月 ヒメノヤガラ

ヤクシマアカシュスランも種まき

2016.12.12 17:20|ヒメノヤガラ属

2015/12/9 の記事を改めて掲載しました。

開花期、9月10日撮影

 
 ヤクシマアカシュスランは、ランの中では、開花時期が遅く、だいたい9月になってから。
 でも、今はもう果実が割れてタネを撒いている。撒き終わって空っぽになった殻も見える。
 小豆ほどの小さな果実だが、中には沢山のタネが入っている。これが撒き散らされたとしても、発芽して花を咲かせる株に成長できるのは、いくつあるのだろう。
 おそらくゼロに近いのではないか。もし、一粒でも育っていれば、数年のうちに、このあたり一面ヤクシマアカシュスランだららけになるはずである。




ヤクシマアカシュスランも実りの秋

2016.10.14 18:55|ヒメノヤガラ属

2015/10/14 の記事を改めて掲載しました。

果実期  2015/10/13 撮影

開花期  2015/9/10 撮影

 
 ヤクシマアカシュスランが実を付けていた。 一か月前には、まだ花が咲き始めたばかりだった(写真左)。
 このランは結実率が良いか、全部の花が実を結んだように見える。
 花を咲かせるのは、実を結んでタネを撒いて子孫を残すためだが、おじゃまして見せてもらっている者としても、たくさん実っているとうれしい。




森に ヒメノヤガラの灯がともる

2016.07.07 19:34|ヒメノヤガラ属

 
 ヒメノヤガラが出てくると、灯がともったように森が明るくなる。発色しているのではないかとさえ思う。
 姿全体が、こんな鮮やかな色を見せてくれるのは他にない。もしあるとすれば、キノコ類か。
 この花だけは、開く前の蕾のときが、一番好きだ。
 花が開くころになると、だんだんと色が褪せてくる。




ヒメノヤガラとヤクシマアカシュスランが同属だって!?

2015.11.19 09:56|ヒメノヤガラ属
ヒメノヤガラ

ヤクシマアカシュスラン

 
 今年の5月に出版された 日本のラン ① 低地・低山編 を見ると、ヤクシマアカシュスランがヒメノヤガラ属になっている。 これもDNA検査の結果ということだが、ビックリする。
 ヤクシマアカシュスランは古い図鑑 カラー版 野生ラン(家の光協会出版) では、シロスジカゲロウラン属とされていた。見た目にも両者はまったく違う。ヒメノヤガラは腐生ランで緑の葉っぱがないこともあるが、どこを探しても似たところがない。
 マヤランやモイワランも腐生ランだが、同属のシュンランやサイハイランに花の形は似ているのに、なぜだ、と思うが・・・



      


ヒメノヤガラとヤクシマアカシュスランが同じ属だって!

2015.04.23 07:03|ヒメノヤガラ属
ヒメノヤガラ

ヤクシマアカシュスラン カゲロウラン

 ヒメノヤガラとヤクシマアカシュスランは同じ属だ、といわれたら、ビックリする。
 最近出版された
日本のラン ①低地・低山編 では、このように分類されています。
 上の写真がヒメノヤガラで、左の上の写真がヤクシマアカシュスランですが、まったく似た所がない。これが同じ属だというから、ビックリ。

 ヤクシマアカシュスランはカゲロウラン(写真左下)とは、全体の姿も、花の形も良く似ています。生える場所も似ていて、現地で実物を見て、はてどちらかなと迷うことが今でもあります。
 図鑑にも両者の見分け方が書かれていますし、別の属だとする学説もあったほど似ています。ところが、この二つは別の属だという。

 素人の私には、「ヤクシマアカシュスランとカゲロウランとは同じ属で、ヒメノヤガラは別の属です」 と説明されると、素直に納得できます。しかし、植物の分類に限らず、科学が進むと、素人の常識をひっくり返すような、学説がでてくるものですね。



ヒメノヤガラ 炎のようにでてくる

2014.07.22 05:31|ヒメノヤガラ属

 ヒメノヤガラは、薄暗いような林床の落ち葉の間から、燃える炎のように出てきます。
 一番綺麗なのは開花前の姿だと思います。また、その形も面白いですね。
 植物でありながら、緑色がまったくないのは、いわゆる腐生ランだから、葉っぱで光合成するのではなく、菌に寄生して、その栄養分で生活しているからです。

 ヒメノヤガラは、咲き始めてると、下の蕾から上に順番に開いてきますが、燃えるような赤色がだんだんと薄れて、茶色気味になっていきます。
 花は開くといっても、普通の花のようには開きません。また、ふつうは唇弁が下になるのですが、ヒメノヤガラは唇弁が上になっていて、ちょっと珍しい形をしています。

ヒメノヤガラ スギバラからのぞく

2010.07.14 07:07|ヒメノヤガラ属
2株並んで杉の落ち葉の隙間から顔をだしていた。2株並んで杉の落ち葉の隙間から顔をだしていた。 数年前はヒメノヤガラの写真を撮るのに、高速道路を利用して遠方まで行っていました。近いところで自生地が見つかると時々行けますので、いろいろな姿を撮影することができます。この写真のように地上に現れてまだ硬い蕾のを見るのは初めてです。
 これは4日前に撮ったものですから、まもなく花が咲いているのではないかと楽しみにしています。もっともヒメノヤガラは花が咲くといっても、わずかに中が覗ける程度ですが。
 (「スギバラ」というのは杉の葉ことです。バラはイバラ(荊)。今の人はあまり使わないかも知れませんのであえて注釈。)
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Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

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