シュンラン 1茎2花

2018.04.02 13:48|野生ラン・3月

2016/3/28 の記事を改めて掲載しました。

 シュンランの1茎2花というのを見た。シュンランは、一本の花茎に一つの花を付けるのが普通だから、二つ花を咲かせたら変わり者である。
 これで3度目かな。今年、シュンランの花を見たのは、そんなに多くないのに、1茎2花に出会うことになったから、極端に珍しいものではないようだ。




タグ:シュンラン

ハルカンラン咲く 自然界ではまぼろし

2018.03.19 10:11|野生ラン・3月

2014/4/20 の記事を改めて掲載しました。

 牧野植物園で、ハルカンランが咲いています。だが、自然界でこの花に出会うことはないでしょう。
 ハルカンランは、カンランとシュンランとの自然交雑種と推定されており、学名は Cymbidium × nishiuchianum です。

種小名(nishiuchianum)は、寒蘭の栽培技術の研究、普及に努めると共に、土佐愛蘭会を創立した西内秀太郎氏のことです。
 カンランは花も姿もいろいろと変化がありますから、ハルカンランと命名されるまでは、カンランの品種として栽培されていたのではないか、と想像します。

 カンランの花期は秋から初冬にかけて、シュンランは春ですからずれがあります。しかし、大昔の高知県ではカンランの開花株も沢山あったそうです。シュンランは高知県人は手を出す者はいなかったので、いくらでも咲いていたはずです。
 ですから、遅咲きのカンランと早咲きのシュンランとが出会う機会もあって、ハルカンランが誕生したと考えられます。

 これは昔の話。今はカンランの開花株は捜しまわても見ることはできません。自然界に両者が同時に花を咲かせて、交雑種が誕生することは夢のまた夢でしょう。




タグ:ハルカンラン

シュンラン、ヒメフタバラン  春一番はどちら?

2018.03.15 09:19|野生ラン・3月

22016/2/24 の記事を改めて掲載しました。

シュンラン   左=昨年9月18日撮影、右=今日2月24日撮影 シュンラン  左=昨年9月18日撮影、右=今日2月24日撮影

ヒメフタバラン 今日2月24日撮影 ヒメフタバラン 今日2月24日撮影

 
 野生ランの中で、春一番早く咲くのは、どちらか?
 常識的にはシュンランだが、ヒメフタバランも意外と早い。
 友人が、facebookで「佐賀県ではヒメフタバランが開花している」と載せていたので、南国土佐の高知でも、咲いているかも、と早速行って見た。
 たったの一株だけ見つかった。蕾も付いてはいたが、開花は先のことになる。昨年までに撮り貯めた写真を見たら、4月中旬から下旬にかけて咲いている。まだまだ先のことになる。

 シュンランのほうは、どうか、と思って、続いていって見ると、こちらもまだ蕾の状態である。
 ここのシュンランンは、昨年の9月にも撮っている。その時は、花茎が5本出ていたが、今日見ると、2本になっている。それに、5ヶ月も経つのに、伸び具合がほとんど変わらないのは、どうしてか? シュンランのほうも、開花はまだまだ先のことになりそう。
追記(2017/3/7)
facebook に、「モミランは3月半ばに咲きますよ」とのコメントがあった。残念ながら、モミランは四国では絶滅状態だから、私の頭にはなかった。




タグ:シュンラン ヒメフタバラン

 ホソバシュンラン

2018.03.09 07:53|野生ラン・3月

2009/3/19 の記事を改めて掲載しました。

 
 ホソバシュンランは、四国東部の一部に自生するシュンランの品種です。
 意外と簡単に最初の1株に出会いましたが、これは急斜面に生えていて、花の後姿しか見ることができませんでした。 写真の株は道路ぶちに立ってカメラを構えることができる理想的な場所。しかも、2輪咲いていました。
 ホソバシュンランは確かに普通のシュンランに比べて葉は細い(幅が狭い)のですが、「2・3mm」と書いた本もあれば、「4mm以下」としたものから「5mm以下」とするものまで、いろいろです。
 3mm幅の葉は見当たりませんでした。狭いものでも4mmほどで、5・6mmのものもあるようでした。
 近くには普通のシュンランも生えており、開花時期は同じですから自然交配で中間的な種類が増えている可能性もあるかもしれません。









タグ:3月 シュンラン

シュンランもいろいろ

2017.04.10 07:04|野生ラン・3月
   本格的な、春になってきた。友人の案内で、シュンランを見てきた。
 カンランほどではないかも知れないが、シュンランにも、よく見ると、いろいろな変化がある。
 典型的なシュンランの花は、花弁は緑色で、唇弁は白地に赤紫の模様が入っている(写真A)。
 側花弁の中央、縦に赤紫色の線がはいったのもある(B、C)。
 花の色が黄色がかったのもある(C)。これは、緑色が抜けた結果、黄色に見えるのだろうと思う。
 赤い花(D)もあるが、、これは牧野植物園に展示されていた鉢植えを撮ったもので、 園芸品種の銘品である。これも、元は野生のものだったろうが、こんなのが山で見つけるのは、夢のまた夢というものだ。
 写真Bは、花弁がほっそりしている。この様に花弁が細長いのは、葉っぱも幅が狭い。ホソバシュンランの特徴である。
 なお、唇弁に模様が入らない、素心というのもあるが、これがなかなか見つからない。上から見たら、素心だ、と見えたのも、 よくよく見ると赤紫の点がある。




タグ:4月 シュンラン

 シュンラン 女雛、こんなに山で出会ったら

2017.03.29 07:45|野生ラン・3月

 
 日本春蘭 女雛(めびな)、牧野植物園のカンラン展示室の入り口に、鉢が置かれていた。
 こんなのに、山で出会ったら、写真を撮るだけで済むだろうか、
 「お前が採らなくても、誰かに採られる」という誘惑に勝てるだろうか。
 この女雛は、相当古くからの有名な園芸品種だと見えて、ネット販売で1万円足らずで手に入る。 だから、罪の意識に苛まれて、山のある(夢のような話だが)を引き抜くことはないのだが・・・










タグ:3月

 カンラン、とられた!

2017.03.14 14:05|野生ラン・3月
左=2015/9/22、右=2017/3/14 撮影 左=2015/9/22、右=2017/3/14 撮影  カンランの株が採られて、なくなっていた。
 このカンランの場所には、毎年のように行って、写真を撮ってきた。
 一番古い写真は、2007年11月に撮っている。以来、10年近くにもなろうかという付き合いであった。
 一昨年には、花茎が伸び始めていた(写真左)が、5cmほど伸びたところで、腐ってしまい、 長年念願の開花を見ることができなかった。
 昨年の秋も何回も訪問したが、花芽がでなかった。
 だから、今年の秋は、どうか出てほしいと思っていたのだが、 今日行ってみたら、消えていた(写真右)。

 山道の側にあって、人目の付きやすいとはいえ、この道は今では、人が通行することはない。 10年近く無地に育ってきたのだから、花を見ることができるのじゃなかろうか、と心待ちにしていたのだが、甘かった。
 私以外のも、気が付いていた人がいたのだろう。その方は、山で花を咲かすカンランよりも、鉢植えにしたかったのだろう。




 

タグ:3月

シュンランの蕾 春を待ってる

2017.01.06 09:29|野生ラン・3月

2016/1/4 の記事を改めて掲載しました。

春の開花が待たれる

 
 近くの里山で、シュンランの蕾が春をまっていた。早ければ、3月に花を咲かせるでしょう。
 シュンランの花芽は、秋の9月には地上に現れている。その時の写真と今日見たのとを比較したら、ほとんど伸びていない。秋にできた花芽はじっと寒い冬をやり過ごす構えだ。
 同じ属のカンランは、11月ごろから咲き始めるが、花芽ができる時期はほとんど同じではないかと思う。カンランが晩秋に咲くの対して、シュンランは年を越して春に咲く。
 開花時期をずらすことで自然交配を避けているのか? それとも、開花時期が違うから、両者は別種へと進化したのか?









アキザキナギラン、牧野植物園 展示室にて

2016.11.17 11:35|野生ラン・3月
アキザキナギラン @牧野植物園 カンラン展示室

アキザキナギラン ナギラン(野生)

 
 牧野植物園のカンラン展示室に、土佐カンランがずらーっと並んでいる一角に、アキザキナギランが一鉢おかれている。
 カンランが山で咲いていたら、奇跡としか言いようがないが、このアキザキナギランも自生のものには、お目にかかれない。おそらく四国では、「野生絶滅」だろうと思う。探して写真を撮ろうなどという執念は、とうの昔に捨てている。だから、毎年今の時期には、この展示室を訪問している。

 ナギランは山でよく見かけるが、これは夏に咲く。アキザキナギランは文字通り秋に咲く。 カラー版 野生ラン(家の光協会出版) では、変種としていたが、最近でた 日本のラン ハンドブック ① 低地・低山編 では、別種とされている。
 写真で見比べても判るように、花の色形も、株の姿形も違う。やはり別種として扱う方に賛同したくなる。









 

土佐カンラン、勢揃い

2016.11.15 12:51|野生ラン・3月
カンラン展示室@牧野植物園

土佐カンラン、紅の綾(べにのあや)

 
 高知県では、今年も、土佐カンランがあちらこちらで満開だ。
 近くの里山で・・・というのであれば、もう言うことなしだが、そうはいかない。ここは、牧野植物園のカンラン展示室。土佐カンランを中心に、銘品・無銘品が並ぶ。

 大昔、野根(高知県の太平洋側)には、カンランが沢山あって、開花期には、その香りが沖合の漁船まで匂ってきたそうである。その時期の、高知県の野生のカンラン株は無数と言ってよいほどだったろう。
 今は、カンランの本場である高知県でも、野生のカンランは絶滅状態(CR)である(CR=野生絶滅に最も近いランク)。子株はときには見つかることもあるが、開花しているのを目にすることは絶望的である。銘品のでたツボは、地面を掘り返して、地上に現れる前のリゾーム(地下茎)を採っていくらしい。 ヒトに好かれたばっかりに、ひどい目にあっている。

 しかし、・・・展示会場や友人のラン小屋にずらーっと並んで花を咲かせているカンランを見て思うことがある。大昔、花を咲けせていた野生のカンランと、いま現在、愛好家の咲かせているカンランと比べて、どちらが多いだろう?  統計をとることなど今更できないが、多分、後者じゃないかと推測(?)する。
もしかしたら、カンランは絶滅危惧種なんかじゃなくて、ヒトを使って繁殖する形に進化しているのじゃないか。




 
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