神社はランの宝庫

2017.04.13 07:38|野生ランいろいろ

 
 近くにある神社の森は、ランの宝庫だ。小さな鎮守の森で、50m四方もあろうか。
 とくに菌寄生ランがある。ハルザキヤツシロラン、ムヨウラン、ツチアケビがあるが、まだ現れていなかった。 ツチアケビは、昨年の果実が真っ黒になって立っていた。 鳥が食べて、タネを運んでくれたら良いのだが、うまくいかなかったようだ。 ここのツチアケビは、毎年花を咲かせてきた。4、5年も健在だから、今年も必ず出ると期待している。
 シュンランもあるが、まだ咲いていなかった。
 セッコクとフウランが落ちていた。樹についているのもあるはずだが、見上げても見つからない。
老人の目ではとても無理だし、見つかっても写真に撮るのは難しい。近頃は、上を見るのは止めた。 首は痛くなるし、ふらついて転びでもしたら笑い者になる。余計なことはしないことだ。









タグ:4月

クモランも来たか!

2017.04.07 11:15|野生ランいろいろ

 
 最近、気が付いたのだが、庭のビャクシンに、 クモラン がついていた。まだ小さな株だが、4株ほどある。
 いま、果実が付いているので、数年前からあったはずだが、枝が込み合っていて見えなかった。
それにしても、どうしてビャクシンに着いたのか。この木には、拾ってきたカヤランやマツランをくっつけたことはある。 毎年花を咲かせて、果実をつけ、タネを飛ばしている。そのタネが発芽して成長したと思われる株も、 ビャクシンの枝先で成長している。
 しかし、クモランはビャクシンにつけた記憶はない。 が、クモランも落ちているのを拾ってきたことはある。5mほと離れたキンモクセイにつけて、3・4年生きていたが消えてしまった。 クモランはほかの着生ランに比べて格段に難しい。庭木に付けるのは無理だと諦めていた。

 今現在、庭木についている着生ランは何種あるのだろうか?この際、正確に数えてみた。 カヤランマツランセッコクキバナノセッコクカシノキランマメヅタランムカデランムギランミヤマムギランヨウラクラン
 クモランの他に10種もあった。もとは拾ってきてくっつけたものだが、今は、毎年元気に花を咲かせ、 タネを付け、発芽して、どんどん増えている。
四国に分布する着生ランのうち、我が家の庭木についていないものといえば、 フガクスズムシボウランオサランオオバヨウラクランモミラン ぐらいのものか。









タグ:4月 クモラン

着生ランの果実は、一か所が大きく割れる

2017.03.30 09:47|野生ランいろいろ

2016/3/12 の記事を改めて掲載しました。

左から、カヤラン、カシノキラン、クモラン 左から、カヤラン、カシノキラン、クモラン

クロムヨウラン クロムヨウラン

 
 着生ランの果実は、一か所が割れて、そこから、タネを散布するものが多いように思う。
 わずか、カヤラン、カシノキラン、クモランの3種を観察しただけのことだから、偉そうなことは言えないが。
 クロムヨウラン(写真左)の果実を見ると、6カ所が裂けている。これがラン科の普通の姿だのようだ。
 もう一つ、花が咲いてから、種まきまでの期間が、地生ランの比べて長い傾向がある。
 カヤランは春に咲いて、翌年の春に種まきをする。開花と種まきが同時ということもある。
 カシノキランは、翌々年の春にタネを撒く。2年間も蓄えていることになる。
 クモランは、7月に咲いて、翌年の春に種まきをしている。








タグ:3月

シュンラン、ヒメフタバラン  春一番はどちら?

2017.03.06 07:39|野生ランいろいろ

22016/2/24 の記事を改めて掲載しました。

シュンラン   左=昨年9月18日撮影、右=今日2月24日撮影 シュンラン  左=昨年9月18日撮影、右=今日2月24日撮影

ヒメフタバラン 今日2月24日撮影 ヒメフタバラン 今日2月24日撮影

 
 野生ランの中で、春一番早く咲くのは、どちらか?
 常識的にはシュンランだが、ヒメフタバランも意外と早い。
 友人が、facebookで「佐賀県ではヒメフタバランが開花している」と載せていたので、南国土佐の高知でも、咲いているかも、と早速行って見た。
 たったの一株だけ見つかった。蕾も付いてはいたが、開花は先のことになる。昨年までに撮り貯めた写真を見たら、4月中旬から下旬にかけて咲いている。まだまだ先のことになる。

 シュンランのほうは、どうか、と思って、続いていって見ると、こちらもまだ蕾の状態である。
 ここのシュンランンは、昨年の9月にも撮っている。その時は、花茎が5本出ていたが、今日見ると、2本になっている。それに、5ヶ月も経つのに、伸び具合がほとんど変わらないのは、どうしてか? シュンランのほうも、開花はまだまだ先のことになりそう。
追記(2017/3/7)
facebook に、「モミランは3月半ばに咲きますよ」とのコメントがあった。残念ながら、モミランは四国では絶滅状態だから、私の頭にはなかった。




タグ:3月

台風の落とし物

2016.10.12 08:54|野生ランいろいろ
 この間の台風で、小さな柿の木が半分ほど倒れていた。 近づいてみると、案の定、フウランが付いていた。4~5株ほど。 キバナノセッコクも一株付いている。
 すぐ近くに、氏神様があって、その鎮守の森は、ムヨウランやツチアケビ、ハルザキヤツシロランなどが生えるので、良く訪問する。あるときは、落下したカシの木の枝にフウランが付いていたことがあった。
 柿の木に付いているフウランも、そこから飛んできたタネが発芽したものに違いない。




庭木も大木になれば、キバナノセッコクに ムカデランも

2016.08.09 07:58|野生ランいろいろ

2015/7/24 の記事を改めて掲載しました。

 
 民家の庭の大木に、キバナノセッコクが二株、花を咲かせていた。
 ふと気が付くと、目の前にムカデランが重なりあって、花を咲かせていた。
 庭木もここまで大きくなると、いろいろと身に纏うものと思われる。

   ムカデランは、近くの神社から、台風で落ちていたのを拾ってきて、くっ付けたものだろう。しかし、それは最近のことではありえない。どう見たって、数十年前のことだろうと想像する。
 キバナノセッコクのほうは、この高さからすると、あるいはタネが飛んできてここで発芽したかもしれない。それとも、庭木がまだ小さい時に、くっ付けたもので、庭木が成長して、この高さになったのかも知れない。
 いずれにしても、この庭木には、自然林の中の一本の大木の風情が感じられる。




 




ノビネチドリに 小さなハチが

2016.06.09 08:04|野生ランいろいろ

2015/6/9 の記事を再度掲載しました。

 
 ノビネチドリの花の写真を撮りたいと思っていた。友人が良い場所に案内してくれて、沢山の株の中から、数株を選んで、何回もなんかいもシャッターをきった。
 ここに載せた株も4・5枚は撮っている。帰ってパソコンで拡大してみると、その内の1枚に小さなハチがホバリングしているのが写っていた。
 現場でカメラを構ているときは、気づかなかったが、この小さなハチにピントを合わせたかのように、ピントが合っていた。自画自賛。

 このハチは何者だろう。ハチの方の目的は、蜜を狙っているのだろうが、受粉を助ける役目もはたしているのだろうか。

 今年、これと同じハチを見ている。(たぶん同じだと思う。)
 それは、ユウシュンランの花にとまっているハチで、花の中をのぞき込んで、蜜でもいただこうかというポーズをしていた。
 なお、この写真もパソコンで見て、初めてハチがとまっているのに気づいた。


 

カゲロウランとヤクシマアカシュスランは、他人の空似

2015.11.27 20:03|野生ランいろいろ
左=カゲロウラン、 右=ヤクシマアカシュスラン 左=カゲロウラン、 右=ヤクシマアカシュスラン

ヒメノヤガラ ヒメノヤガラ

 
 カゲロウランとヤクシマアカシュスランは、9月から10月にかけて咲く。ラン科の花としては、しんがりを務める。
 生えているのも、海に近く暖かい、似たような場所である。
 そして、この二つは良く似ている。瓜二つと言っても良いぐらいだが、別の属だとう。カゲロウランはキヌラン属で、ヤクシマアカシュスランはヒメノヤガラ属である。
 図鑑を見ても、 カゲロウランとヤクシマアカシュスランとの見分け方をこまごまと書いている。属が違えば、一見して区別で着るのが普通なのに。
 ヤクシマアカシュスランとヒメノヤガラについては、違いを書いたものはない。素人でも一見して判る。似ている所を探すのに苦労するほどだ。
 しかし、DNAを調べると、カゲロウランとヤクシマアカシュスランは遠く(他人の空似)、ヤクシマアカシュスランとヒメノヤガラは近いという。


   

ヒトツボクロ 1株に2つの花茎ってあり!?

2014.06.16 11:03|野生ランいろいろ

一つのバルブから二つの花茎?


 四人が探していたヒトツボクロ、最初に見つかったのがこれ。
 今までにこんなに沢山の花をつけているのは、見たことがない。しかも、花茎は二本たっています。

 かわるがわる写真を撮りながら、その見事さを讃え、かつ、議論をする。二本の花茎は、一つのバルブから出ているのか? それとも二つの株がくっつきあっているのか?

 もし二株だとすると、葉も二枚あっていはずでです。サイハイランやコケイランの場合、花茎だけ出ていて、葉っぱはまったく見えないことは良くあります。花時の葉は昨年でた葉ですから、枯れたり、鹿に喰われたりして無くなっているのであって、花の後で、今年の新しい葉っぱが出てきます。

 しかし、ヒトツボクロは、先に葉がでて、その後に花茎がでて花を咲かせます。ですから、葉がなくなって花茎だけが残る確率は低い。しかも一方の葉は残って、もう一方だけなくなることは考えにくいのです。

 あれこれ考えても始まらない。論より証拠、落ち葉と表土をわずかでも取り除けば、はっきりします。
 でもやめた。素人がそんなことしなくてもいいじゃないか、そこは謎にして置くほうが・・・

 

台風の落とし物 ムカデランとカシノキランと

2013.09.17 09:47|野生ランいろいろ

カシノキラン ムカデラン

 台風一過、今朝は雲一つない快晴。
あちこちで大きな災害をもたらした台風、というより大雨でしたが、ここは幸いにも大したことはありませんでした。
 昨日、近くの神社を回ってきました。落ちた小枝に二種類のランがくっついていました。

 上は、カシノキラン。杉の小枝に着いているのを拾い集めたら、十数株ありました。
 渓谷沿いの樫の木などにくっ付けようと思っています。2・3年もすれば花を咲かせてくれるはずです。

 下のは、ムカデランです。銀杏の小枝にくっついていました。我が家の庭木の金木犀につけるつもりです。なんの木でも良いのですが、樹皮がぼろぼろ剥げ落ちるようの木は避けたほうが良いでしょう。
 この金木犀の幹では、数年前から花が咲いていますが、樹幹を覆うほどにふえると見ごたえがあるはずです。  
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Author: hisa
“ 梅雨時に逆さ傘 ”

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