12月の園芸家 「たった一つ、忘れたことがあった」

2017.12.05 08:28|いろいろ

2013/12/5 の記事を改めて掲載しました。

 園芸家12カ月 (カレル・チャペック著 小松太郎訳)という小さな本を、おそらく20年も前に買って、今でもときたま手にすることがあります。
 園芸家の一年12ヶ月の生態を描いたもので、花つくりの実用書を期待したら、まったく的外れですが、とにかく面白い。日本人にはあまり縁のない植物の名前が、ずらずら並んでいるところは飛ばして。
 最後の章の「12月の園芸家」は、次のように始まっています。
 さて、もうこれでなにもかもおしまいだ。園芸家の仕事といば、いままでは耕耘、天地がえし、施肥、石灰散布、ピートと灰と煤のすきこみ、剪定、播種、移植、根分け、球根の植えつけ、耐寒性の弱い球根の堀り上げ、スプレー、灌水、芝刈り、除草、防寒のために植物にそだをかぶせたり、根もとに土を盛り上げたりすることだった。----2月から12月までのあいだに、これだけのことを全部やったのだ。そして庭が雪の下にしずんでしまったいまごろになって、急に園芸家は思い出す。たった一つ、忘れたことがあったのを。それは、庭をながめることだ。
 私は園芸家じゃありませんが、何かに夢中になってしまって、もともとの目的が吹っ飛んでいるんじゃないか、と反省することはあります。








タグ:12月

「福寿草まつり」休止だって

2017.01.26 08:30|いろいろ
今年は、福寿草祭りが休止だって、高知新聞にでていた、残念。
 例年、大豊町南大王の福寿草の里はたくさんのファンを楽しませてきたのに、寂しいニュースだ。この祭りを支えてきた地区の住民が高齢になって、開催が難しくなったそうだ。
 考えてみれば、車で行って、楽しむだけ楽しんで、たいした援助はしてこなかった。今更、無理はいえない。
 福寿草そのものは、急に消えてなくなるものではないが、地元の保護がないと、将来、消滅しないとも限らない。
 今年は、九州の友人から、ぜひ見たいと連絡があった。だから、案内しようと思っている。祭りは休止だが、見に来てくれることには支障がないそうだから。  

柿が赤くなれば医者は青くなる?

2016.11.10 19:35|いろいろ

2015/11/13 の記事を改めて掲載しました。

 町内を自転車で廻っていると、柿がたくさん熟れている。今年も豊作とみえる。
 写真を撮っていると、家のご婦人が出てこられて、
「取っていきなさい」と仰る。毎年カラスが来て喰ってしまうそうである。
 昔は、子供が良く食べた。隣の家の柿まで取って、怒られたこともあった。
 大人にとっても大事な栄養源であったかもしれない。 柿が赤くなれば医者は青くなる、というのは、現在は通用しないようだ。




ミツバチさんも これから忙しくなりそう

2016.04.16 11:08|いろいろ

2014/4/16 の記事を再度掲載しました。

 「西日本タンポポ調査」が行われて、私の近くを自転車でまわっていたら、養蜂家の方が作業をしていました。
 話しかけてお邪魔をしてはいけないと思って、ただ見ていましたが、どうも、蜂蜜の収穫をしている様ではありません。
 蜜蜂が本格的に働き始めるのはこれからでしょうか。





庭のセッコク 盛りを過ぎていた

2015.05.07 07:34|いろいろ

 庭のモッコクの木に吊るしてあるセッコクが、いつの間にやら盛りを過ぎていました。
 野山の花々を追っかけて写真を撮っているうちに、いつでも撮れると思っているうちに。ゴメン。
 このセッコクは神社の森に落ちているのを拾ってきて吊るしておいた。もう15年は経っているはずです。ただただ、吊るしてあるだけ、まったく世話をしていません。
 しかし、これが良いのかもしれません。鉢植えにしたものは、とうの昔に消えてしまいました。


棚田も里山も 今は杉林

2014.06.24 07:17|いろいろ
 近くの山へ入ると、そこは大抵は杉林です。

炭焼き窯の跡 棚田も杉林に



 炭焼き窯の跡に出会うことも珍しくありません。ということは、ここは杉林ではなく里山だったはずです。スギは炭の材料にはなりませんから。



 段々になっている杉林は、かつて水田だったのです。何百年もかけて切り開いた水田が、数十年の短い期間に、このように様変わりしたのです。







珍しいヒノキの巨木を見た! 

2014.05.19 22:35|いろいろ


 白髪山(高知県本山町)の八反奈路には、ヒノキの巨木が沢山あります。
 ここは、蛇紋岩の大きな岩が積み重なって、土はまったくといっていいほど無い。山道を少し外れると、岩か木の根っこの上を用心して進まないと落ち込んでしまいそうになります。

 ここのヒノキは、大きいだけではなく、どれもこれも個性的な形をしています。そして地元の愛好家がそれぞれの巨木に名前を付けてありました。
 スギの巨木の森があって、名前を付けて売り出しているところは良くありますが、ここにはスギの木は一本もありません。

 この写真のヒノキは複雑な形をしていますが、一本です。ツルのように絡みついているのは、根だそうです。
 

かすむと、いつもの景色がちがってみえる

2014.03.26 17:44|いろいろ

 今日は、小雨の中、傘をさして、雨靴をはいて、いつものコースを歩いてみました。
 毎日のように見ている景色ですが、かすんでいると、なんか上等の景色になったみたいでした。

12月の園芸家 「ありがたいことに、わたしたちは1年齢をとる」

2013.12.31 05:22|いろいろ

 園芸家12カ月 (カレル・チャペック著 小松太郎訳)という小さな本の最後の章「12月の園芸家」の、その結びに、次のように言っています。

 

 われわれ園芸家は未来に生きているのだ。
 バラが咲くと、来年はもっときれいに咲くだろうと考える。
 10年たったら、この小さな唐檜が一本の木になるだろう、と。早くこの10年がたってくれたら!
 50年後にはこのシラカンバがどんなになるか、見たい。
 本物、いちばん肝心のものは、わたしたちの未来にある。新しい年を迎えるごとに高さとうつくしさがましていく。
 ありがたいことに、わたしたちは1年齢をとる。



 今は日本人でも、齢をとるのは、誕生日です。誕生日に、年齢はひとつプラスされる。
 が、むかしは違っていました。元旦を迎えると、全員が一律に年齢が加算されました。
 園芸家は、洋の東西を問わず、また昔も今も、数え年でいくものらしい。


残すのは足跡だけ、 でも・・・

2013.05.24 06:03|いろいろ
 昔(17世紀から20世紀中期)、ヨーロッパでは、プラントハンター(Plant hunter)という職業があったそうな。
 イギリスなどは、植物の種類は貧弱だから、世界を駆け巡って、珍しい植物を採取して、本国へせっせと送った。
 今では、アジアの国々も自国の植物を勝手に持ち出すことはできないが、当時は経済力と軍事力を背景に好き勝手出来たでしょうね。
 今は、フォトハンター(Photo hunter)という新語があります。野生の植物をむやみに採るのはやめて、写真を撮る、という主旨。撮るのは写真だけ、残すのは足跡だけ、というわけです。
 しかし、残す足跡にも、大いに問題があります。大勢の仲間が、あるいは、山野草愛好会とか、植物研究会とかの団体が、珍しい植物の自生地へ押しかけたら、良いわけがありません。
 花の写真を撮る楽しみさえ、植物を絶滅へ追いやる一因になりうることを念頭に置いて行動したい、と自戒しています。  
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