白いフデリンドウ もっとお見せします。

2017.04.25 13:31|4月の山野草
昨年までに撮ってあった、白いフデリンドウをお見せします。 奥山でもうすぐ開花すると思います。
普通のフデリンドウが里山など暖かい場所に多いので、 開花も少し早いようです。

 





タグ:4月 フデリンドウ

白いフデリンドウも

2017.04.24 18:49|4月の山野草

 
フデリンドウには、紫の花を咲かす(写真上)のと、白い花を咲かす(写真左)のがあります。
綺麗な紫色の花を咲かすのは人里に近い、日当たりの良い野原にあるようで、花はハルリンドウに似ています。私は紫色のフデリンドウをハルリンドウだと思っていました。
白い(真っ白ではなくくすんだような)フデリンドウは、奥山の谷沿いの落葉樹の林床に生えています。春先はやわらかい陽が差し込みますが、若葉が茂ると少し暗いような場所に多く、花も紫のフデリンドウより更に小さいようです。
単に、花の色違いだけじゃないように感じますが、別種とか、変種とかの学名も付いてないようです。




タグ:4月

ユウシュンランはギンランの変種でいいの?

2017.04.22 07:45|キンラン属

2012/6/16の記事を改めて掲載します。

 ユウシュンランをギンランの変種とする説が、今は大勢であるようです。 ギンラン(左)とユウシュンラン(右) ギンラン(左)とユウシュンラン(右) 学名を当てると、
ギンランは Cephalanthera erecta var. erecta
ユウシュンランは Cephalanthera erecta var. subaphylla となります。
 また、ギンランの品種 Cephalanthera erecta f. subaphylla に過ぎないとする説まであります。 (World Checklist参照)

   しかし、もとは独立した1種として、1932年に、宮部金吾・工藤祐舜両氏によって、和名ユウシュンラン、学名  Cephalanthera subaphylla Miyabe et Kudo で発表されています。
 それが、どうして変種とか、品種とかにされたか、どうも合点がいきません。 しかも、身近にギンランとユウシュンランとを見比べることのできる、日本人によってです。

 自分で撮りだめした写真と手許の図鑑(*)をもとに両方を比較してみました。
地上部の高さ  ギンランが大きいものは30cm近くなるのに対して、ユウシュウランはせいぜい10数cmです。
 ユウシュンランの方は、1~2枚で、小さく、膜質で、いかにも貧弱です。
 ギンランは、3~5枚の葉をつけますが、大きくて、革質で、縦じわがあり、濃い緑をしています。
 光合成する能力は、格段にギンランが優れているといえます。
花の数  花の数は、ユウシュンランは普通2~3個です。少ない場合は1個、多くても5個どまりです。
 ギンランは、平均的には5個前後の花をつけますが、多いときは10数個の株もあります。 小さい株では、1個の花しかつけないこともあり、逆に、相当大きな株でも、花をつけないこともあります。
花の咲き方 ギンランの花は、花柄子房を180度捻って横向きになり、唇弁は下位になります。 しかし、ほとんど開かず、僅かに唇弁が覗く程度です。
 ユウシュンランの方は、お互いの唇弁をつき合わすようにして、上向きに咲きます。そして、ギンランと比べると、良く開くのも特徴のひとつです。
菌への依存度 ランは、全般に菌への依存度の高い植物ですが、キンラン属は特にその傾向があります。
 さらに、ユウシュンランはギンランよりもずっと依存度が高く、腐生ランに近い性質をもっているようです。先に②で書いた葉の違いも、そのひとつです。
 もうひとつ、ユウシュンランは小さな株でも最低1つは花を咲かせることです。つまり、地上に現れるのは、光合成するためではない。花を咲かせ、実をつけるためです。 それまでは、地下で菌に頼って養分を蓄えているわけです。

 ユウシュンランはギンランの変種あるいは品種ではなく、1932年に新種発表されたときの、別の種とする説に復帰すべきだと思うのですが、素人考えに過ぎないでしょうか。

 

追記:(2015/4/24)
カラー版 野生ラン(家の光協会出版) および 日本のランハンドブック ①低地・低山編では、変種ではなく独立種としています。


カウンター

タグ:4月 ユウシュンラン

03 ← 2017/04 → 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
記事の分類

最近の記事

検索

記事一覧

月別アーカイブ

メール

お名前 ↓
あなたのアドレス ↓
件名 ↓
本文 ↓

 

Author: hisa
“ 天気予報 ”


-天気予報コム- -FC2-